内定辞退の期限
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20171002001334.html内定辞退の期限について結論からいえば、4月1日が正式入社であればその2週間前までです。というのも、民法で「雇用契約は解約通知をしてから2週間で解約になる」と決められているからです。
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内定辞退の法的な期限は、正式入社の2週間前までだそう。多くの企業が内定式を10月に行う一方で、法律的には正式入社も2週間前であれば内定を辞退することが可能であるようです。
しかしながら、直前の内定辞退を防ぐために内定辞退をしない旨の契約を内定式前に行う企業も多いため、その契約を結んだ場合は直前の契約解除は難しく、そこは内定者とそれぞれの企業間ごとで変わってくるとの情報がありました。
内定辞退の電話の一例
https://careerpark.jp/1256内定辞退を会社に伝える際は、必ず電話で行いましょう。メールだと、採用担当者が見逃してしまう可能性もあります。上述したように内定先は採用後に準備を進めています。そういった手間を考えると、電話で伝えるのが社会人としてのマナーです。
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内定辞退を伝える際には、企業毎にその旨を伝える方法が異なっているよう。中でも内定辞退を伝える際に最も適切な方法であるとされているのが電話で連絡する方法。 電話で内定辞退をする際に気をつけるべき点は、
2.まず結論(内定辞退をしたい)を述べる
3.内定辞退理由を考えておく
4.電話での謝罪をお詫びする
5.最後にあらためてお詫びをする http://kenjasyukatsu.com/archives/1096
この5点だそう。また、実際に電話で内定辞退の旨を伝えるまでのやりとりの一例は、以下のようなものが推奨されているようです。
私、就活大学経済学部の就活太郎と申します。お忙しいところ恐縮なのですが、人事部新卒採用担当課の◯◯様をお願いできますでしょうか?
(担当に代わる)
私、就活大学経済学部の就活太郎と申します。◯◯様、ただいまお時間よろしいでしょうか?
先日は内定のご通知をいただき、心より感謝しております。せっかく内定をいただきながら、身勝手なお願いで誠に心ぐるしいのですが、本日は御社の内定を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。
—そうですか、それはとても残念ですね。差し支えなければ、辞退理由を伺ってもよろしいでしょうか?
御社と並行して選考が進んでいた会社に内定をいただきました。最後まで悩みましたが、自身の適性をあらためて鑑みた結果、その会社とのご縁を感じ、このような決断となりました。
—なるほど、そうですか。大変残念ですが、了解いたしました。
本来ならば、直接お詫びに伺うべきところですが、取り急ぎお電話でご連絡を差し上げました。申し訳ありません。
—いえいえ、そこまでしなくても結構ですよ。そちらの会社で頑張ってくださいね。
ありがとうございます。貴重なお時間をいただきながら、このような形となり、大変ご迷惑をおかけしました。それでは、失礼致しました。
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内定辞退のメールの一例
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内定辞退を伝える方法として電話の次に多いのが、メールでの伝達。電話で伝えることがベストではあるものの、なかなか伝えにくいのが現状で、メールでの伝達という選択をとる就活生も多いようです。
メールで連絡する際の気をつけるポイントは、
2.内定辞退理由は簡潔で良い
3.丁寧にお詫びをする
4.今までの感謝を伝える
5.文末で相手の会社の発展をお祈りする
http://kenjasyukatsu.com/archives/1097
の5つだと言われています。電話同様に内定辞退そのものは企業側としては迷惑のかかる行為であるため、申し訳ないという気持ちを全面にだした内容でメールを書くといいようです。
実際に内定辞退のメールをする際に推奨されている例文は以下のようなものが紹介されています。
件名 内定辞退のご連絡
◯◯株式会社 人事部◯◯課
採用担当 ◯◯さま
◯◯大学△△学部の就活太郎です。
この度は、採用内定の通知を頂き、誠にありがとうございました。
このような光栄をいただきながら、誠に恐縮なのですが、貴社の内定を辞退させていただきたく、ご連絡を差し上げました。
就職活動に際し、自身の適性をあらためて鑑みた結果、別の会社とのご縁を感じ、誠に心苦しい限りですが、貴社の内定を辞退させていただきたく存じます。
貴重なお時間を割いていただいたにも関わらず、このようなお返事となり、誠に申し訳なく、衷心よりお詫び申し上げる次第です。
本来なら、直接お会いしてお詫び申し上げなければならないところを、メールでのご連絡となりますことを何卒ご了承いただきたくお願い申し上げます。
就職活動を通して、○○様はじめ貴社の採用ご担当の方々に大変お世話になりましたことを心より感謝しております。
末筆ながら、貴社の益々の発展をお祈り申し上げます。
http://kenjasyukatsu.com/archives/1097
このように、内定辞退は企業側に大きな負担かかり、内定者側も誠意を持った対応が求められているよう。しかし、内定者が誠意を持った対応をしている場合でも、内定辞退をした学生に酷い仕打ちをする企業があるとネット上で話題となっているようです。
野村證券を内定辞退するとコーヒーをかけられる?
野村は、内定辞退すると挨拶に来いと言われ、行くと応接室でコーヒーかお茶か聞かれて、選んだ方を飲むんじゃなくて、ぶっ掛けられるとか、色んな与太話がありましたね。
— ボヘ&ハラカラ (@BOHE_BABE) 2017年2月27日
個人的には三井物産が内定辞退した時、お茶こそ掛けられなかったものの、一番面倒くさかったな。
内定辞退の話をしたら、n村證券の人事担当にコーヒーぶっかけられたので、絶対に野村show券は使いません!!!!!
— ちょめちょめ (@tapt_) 2017年3月27日
四半世紀前、就活をしていた頃、「野◯證◯の内定辞退したら喫茶店でコーヒーかけられた」等の都市伝説が囁かれていたが、今もあまり変わっていないのだなぁ。 https://t.co/JTbmUr4KLR
— やまぐちさん (@tyamagch) 2017年4月26日
バブル期に野村證券を内定辞退すると、社員から呼び出され、コーヒーを頭からかけられるという都市伝説まがいの噂があるようです。この内定辞退者への仕打ちは問題になったのはかなり昔のことで、現在では改善されているとされています。
しかし、近年では内定辞退者の増加で苦労する企業も増えているようで、なんとか学生に内定辞退をさせまいとする企業の行為が過激化しているよう。
ネット上では、それらの原因となっているのは、就活生がとてつもない量のエントリーをする流れを作ったリクルートや、企業側の傲慢な態度ではないかと指摘する声も多いようです。
ここからは、内定辞退の実情に対して就活支援企業の問題を指摘するネット上の声をまとめていきます。