看護師が亡くなった子供をお腹に残したまま夜勤や残業…職場のマタハラとパワハラは違法？ネット上での各反応まとめ(2/2)

 

亡くなった子をお腹に残して夜勤…壮絶な内容が明らかに

https://koarubiyori.jp/maternity/35023

「シフトを急に変えるのは難しい。亡くなった子どもを取り出す処置は、次の休みに受けて」

勤務の間をぬって受けた妊婦健診で胎児の心音が止まっていると告げられ、
慌てて職場に連絡した時のことだった。

結局、女性はその後数日間、亡くなった子どもをおなかに残したまま、
いつもと同じように出勤し、残業も夜勤もした。

女性はその数か月後、第2子を妊娠した。

前回の反省から、上司に強く要望し、夜勤は免除された。
だが、同僚からは「妊婦は邪魔」とまで言われ、「気が休まらなかった」。

第2子は妊娠5か月で死産。
検査を受けても、母体などに異常はなく、職場環境が原因としか思えなくなった。

「仕事に誇りを持っていた。無事出産できたら、恩返しと思って働く覚悟だった。でも、限界だった」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180730-00010000-otekomachi-life

妊娠をきっかけに仕事を辞める女性たちの中には、妊娠中の過重な働き方が原因で、体調を崩したり、胎児が危険に晒された事が理由の方も居ます。

子供は産みたい、でも、仕事も続けていきたい。

両立を望みますが、現代の日本ではまだまだ理解が得られず、両立を断念する方がほとんどです。

上記は関東地方にする20代の看護師の方のエピソードですが、亡くなった子供をお腹に残したまま働くのは「心が壊れそうだった」とコメント。

大事に育てようと、産みたいと願った妊婦が子供を失うショックはとても計り知れないものでしょう。

 

妊婦時の看護職員、夜勤免除はたったの5割…

http://nurse.takatsuki-jrc.jp/nurseblog/

妊娠時に夜勤を免除されている看護職員は約５割――。
日本医療労働組合連合会（医労連）が２０日に発表した調査結果でこんな実態が浮かび上がった。

慢性的な人手不足が背景にあり、流産や早産につながっていると指摘。
医労連は「人員を増やすなど労働環境の改善策が必要」としている。

https://www.asahi.com/articles/ASK9N562XK9NULBJ00K.html

特に、教員や看護師の女性が妊娠した時に、人手不足などで勤務を強いられることが多いようです。

調べによると、看護師業界の中で妊婦時の夜勤免除は2017年時点でおよそ半分と、まだまだ人手不足が深刻です。

医労連は定期的に労働実態を調べているようですが、2017年5月の調査では妊娠を経験した3301人のうち、切迫流産や早産を経験したのは35％、流産は10％と5割近くの妊婦がつらい経験をしていることが明らかになっています。

 

マタハラは「違法」厚生労働省も警鐘鳴らす

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000088308.html

相次ぐマタハラ被害に、厚生労働省はホームページで「妊娠したから解雇は違法」と情報を公開しています。

「妊娠・出産、育児休業等を「契機として」なされた不利益取扱いは、原則として違法と解される」ことについて詳しく説明しており、企業側にも、妊婦側にもたいへん分かりやすく説明をしています。

会社に制度がなくとも産休や育休については法律で決められている部分もあるようで、都道府県労働局に相談をしてほしい旨が掲載されています。

 

ネット上の反応

 

2chでの反応

引用元：https://www.logsoku.com/r/2ch.sc/news/1532940305/

 

twitterでの反応

 

まとめ

今回はマタニティ・ハラスメント（マタハラ）や、亡くなった子をお腹に残したまま勤務を続けていた女性についてまとめさせて頂きました。

ネット上を見ると「辞めればいいのに」、「自分で休むって言わないと」といったコメントも幾つかあり、やはり「妊婦は身体のために仕事を辞めるべき」といった考えはまだまだ大きいように思えます。

確かに自分と子供の命が一番大事ですし、耐えられないと思った時には辞める選択肢を取るのも大事でしょう。

中にはマタハラを経験された方、目撃された方も居るようで、勤務を休む、辞めることの難しさや、諦めを呟いている方も居ます。

まだまだ妊婦に厳しい職場が多い日本ですが、今後改善は望めるのでしょうか…