190万人以上のチャンネル登録者数を誇る、人気ユーチューバー集団「禁断ボーイズ」。その象徴的存在である「いっくん」は若者に絶大な人気を誇っています。
常に話題に事欠かない彼が、ヒカル氏らと共にインサイダー取引に関与したとのニュースが取り上げられています。
人気ユーチューバーのVALU騒動について、どんな経緯で不正疑惑が浮上してしまったのか、いっくんとVALU騒動の関係性についてまとめてみました!
目次
禁断ボーイズのプロフィール
http://vaz.tokyo/creator/86/YouTubeアカウント名 | 禁断ボーイズ(旧近代ボーイズ) |
---|---|
活動開始日 | 2015年9月30日 |
活動拠点 | 関西 |
所属 | VAZ,NextStage |
チャンネル登録者数 | 約190万人(2017年8月17日現在) |
メンバー | いっくん、田中、モーリー、メサイア |
VAZ プロフィール | 公式プロフィール |
元々は近畿大学の同級生いっくん、モーリー、メサイアの3人で「近代ボーイズ」として活動。どの後、新たになメンバーとして田中を加え、グループ名を「禁断ボーイズ」に変更し現在に至っています。
8月の月間チャンネル登録者数では3位と注目度急上昇中のユーチューバーです。
過激な動画が話題の禁断ボーイズ
http://geinouzin.net/?p=4792
チャンネル登録者数190万人を誇る禁断ボーイズ。その人気の理由は過激な動画の内容にあるようです。
見た目からもその個性的なキャラが垣間見える禁断ボーイズのメンバー。その独特な感性から生み出される企画はスリリングで放送ギリギリの内容が多く、体当たりのおもしろ動画で多くのファンを獲得しています。
禁断ボーイズの象徴的存在いっくん
https://live.line.me/channels/123146人気急上昇中のユーチューバー集団「禁断ボーイズ」の中でも特に人気があるのが、リーダー的存在のいっくん氏。
本人曰く極度のコミュ障で21歳にして女性経験がないことも公表している彼ですが、可愛らしいルックスとそれに反する大胆な行動で若い女性から人気を集めています。
いっくん、VALUでインサイダー取引に関与か
https://twitter.com/16kun12017年8月15日、YouTuberのヒカルさんや禁断ボーイズのいっくんさん、ラファエルさんがビットコインを用いたマイクロトレードサービス・VALUで規約違反に当たる行為をし、ファンや関係者の間で騒動が巻き起こっている。
騒動になっている原因を大きく挙げると2つ。
1つは、ヒカルさんの師にあたり株式会社VAZの顧問である井川さんが株式投資でいうインサイダー取引にあたる行為をしたこと。
2つ目は、先述したYouTuberの3人が、当初「優待」をつけるといった予告をTwitterに投稿したとされる点(スクリーンショットが出回っている)。それにより多くのVA購入者を集めたにも関わらず、ツイートを削除し、結果として意図的に売り抜けたようにみえる行動をとったこと。
http://kai-you.net/article/44481
堀江貴文さんなども利用しひそかに話題を集めている、仮想通貨を用いたトレードサービス「VALU」で、規約違反を疑われる行為に関与をしたと見られているいっくん氏。
株式投資ではないため、今回の一件で逮捕される可能性はなさそうですが、視聴者からの信頼が人気を左右するユーチューバーにとってこの騒動で受けるダメージは少なくないでしょう。
VALUの欠陥を突く巧妙な手口で数千万円を荒稼ぎ?
ヒカル氏らはTwitterの投稿などで、「VALUで面白いことをしたい」などと期待をあおる発言をし、14日には「明日一気にバリューで動く」と投稿。「15日に面白い優待を出すのでは」「優待が発表されれば、VA価格はさらに高騰するのでは」との期待から人気がさらに高まり、14日もストップ高に。15日になっても買い注文が殺到し、高値を更新していた。
15日、ヒカル氏・いっくん氏は突然、手持ちの自身のVAすべて(それぞれ4万9000VA前後)を、前日の終値(ストップ高)で売りに出し、ラファエル氏もその日のストップ高で残り全VA(約1万9000VA)を投げ売り。3人がそれぞれ数千万円の利益を得た一方、“投げ売り価格”以上でVAを購入した人は売却益を期待できなくなり、差額分の含み損を被った。また3人は15日、14日に投稿していた、買いあおりともとれるツイートをすべて削除した。
SNSで不当に期待を煽るような言動をし、価格を釣り上げた後すぐに売り抜けを実行。ヒカル氏、いっくん氏、井川氏はそれぞれ多額の利益を得た一方でその他の購入者に損失を与えたとのこと。
ユーザーからは「本人だけが利益を得て、VALUER(投資家)に損失を与えるのは不当では」との声が上がっています。
VALUで不正取引ができてしまう仕組みとは?
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/gruber-matin/20170815/20170815200650.png株式や為替の場合、、「100円の買注文」と「50円の売り注文」が同時に市場に出ていた場合、50円で売買を成立させる仕組みになっています。
ですが、VALUの市場ではなぜか買い注文と売り注文の値段が一致していないと取り引きが成立しない仕組みになっています。
その点がどう不満なのかというと、たとえば
1.初めに1VAだけ発行して友達に売る
2.高値で自分で買い戻す
3.さらに高値で友達に売る
というように、他のVALUREの注文を無視し、特定の人物間でVAをラリーすることで意図的に価格を吊り上げることが可能になります。 http://gruber-matin.hatenablog.com/entry/2017/08/15/YouTuberヒカル(と禁断ボーイズいっくん)のVALUに手を出して14万の損失を出した話
VALUの特徴でもある「売る相手を選べる」という仕組みが、不正取引ができてしまう原因だと指摘する声が上がっています。
今回の騒動では、所属事務所の役員である井川氏がいっくん氏らのVAを値上がり前に大量購入し、値上がり後に売却して多額の利益を出したことから、事務所ぐるみでの行動ではないかとの疑惑が浮上しています。