地下鉄サリン事件などに関与したとして死刑が確定し、7月に執行されたオウム真理教の元幹部井上嘉浩元死刑囚(48)の両親が、東京高裁再審請求を申し立てたことが15日、明らかになりました。

この記事では騒動の詳細や井上元死刑囚についてまとめていきます。

TOP画像引用元:https://mikano-kaiji.com/jiken/3459/

 

井上嘉浩元死刑囚のプロフィール

http://freezzaa.com/archives/3441            
本名井上 嘉浩(いのうえ よしひろ)
生年月日1969年12月28日(48歳没)
出身地京都府京都市
職業元オウム真理教幹部
ホーリーネームアーナンダ
ステージ正悟師
教団での役職諜報省長官
wikipediahttps://ja.wikipedia.org/wiki/井上嘉浩

井上元死刑囚は京都府出身、幼少期からドキュメンタリー番組が好きで、特に世界の貧困問題や犬の殺処分問題に関心があったようです。

ですが家庭内は夫婦喧嘩が頻発していて、真面目すぎる父親と自殺未遂を起こす母親を見て次第に井上元死刑囚は居心地の悪さを感じるようになりました。

しかし1986年、高校2年製の時にオウム神仙の会のセミナーに参加、その時であった麻原彰晃の姿に感銘を覚え、井上元死刑囚は理想的な親のように感じます。

高校卒業と同時に出家、私立探偵から盗聴技術を教わったこともあるようで、教団が省庁制を採用した後は諜報省の長官として盗聴や誘拐、不法侵入などを担当。

地下鉄サリン事件などの一連のオウム真理教事件に関与していましたが、新宿駅青酸ガス事件、東京都庁小包爆弾事件では首謀者として関与しています。

後に特別指名手配されていましたが、1995年5月に現在のあきる野市で発見され、現行犯逮捕。

同年12月にはオウム真理教を脱会し、教団関係者にも脱会を促すメッセージを出していたと言います。

その時の井上元死刑囚は「教団など何一つとして必要ない」と言い切っていたのだそうです。

2004年に死刑判決を言い渡され、その後判決は翻ることなく2018年7月6日に大阪拘置所にて死刑が執行されました。

最期の言葉は「まずはよし」だったと言われています。

 

「お父さん お母さん ありがとう」執行当日から葬儀までが明らかに

https://blog.goo.ne.jp/nipponnoasa/e/c420ae7a1967103dce061dc6f6fb8aee
6日に大阪拘置所で刑を執行される前、
「こんなことになるとは思っていなかった」と話していたことが13日、分かった。

申し立てたばかりの再審に最後まで期待をつないでいたが、執行に取り乱すことはなかったという。

両親の手元には少年時代の写真しかなく、葬儀の遺影には面会を続けた支援者の女性が描いた絵が使われた。

関係者によると、執行は午前8時ごろ。
その直前、大阪拘置所の刑務官から両親に伝えることはあるかと問われ、
井上元死刑囚は「お父さん、お母さん、ありがとうございました。心配しないで」と語った。

通夜は7日夜、葬儀は8日に元死刑囚の出身地、京都市内の寺で営まれた。
高齢の両親は憔悴し、父親は「(被害者の遺族には)こういう苦しい思いをさせてきたんだろうな」と漏らしたという。

https://www.sankei.com/west/news/180713/wst1807130061-n1.html

井上元死刑囚が支援者に宛てた手紙には、再審に向けた証拠収集の要望が細かく綴られていたようで、最後は「生きて罪を償うことができますようにこれからもどうかよろしくお願いします」と締めくくられていたといいます。

この手紙が記されたのは死刑執行の三日前、偶然にも、上川陽子法務大臣が執行を命じた日でした。

 

井上元死刑囚の両親が再審請求か

https://dot.asahi.com/wa/2018071100089.html