CT見落としで患者二人が死亡！千葉大学病院の医療ミスの原因は誤診や専門医不足？事件の詳細やネット上での各反応まとめ(2/2)

 

大きな原因は専門医不足？深刻な医療現場の実態は

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180609-00000003-jnn-soci

千葉大学病院では、診療医が必要と判断した場合、検査担当者にＣＴ検査を依頼。
放射線診断専門医が画像を診断し、診断報告書を診療医に提出します。

診療医は、この報告書とＣＴ画像をもとに診断をします。

ところが、９人中５人のケースで、この診断報告書を診療医が十分確認していなかったのです。

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２人の患者が命を失うなどした今回の問題。原因は医師の確認不足だけではありませんでした。

画像診断を行う専門医の数が不足していたというのです。
その影響で、画像診断の報告書作成が遅れたり、報告書そのものが作成されなかったりするケースも起きていました。

千葉大学病院で行われるＣＴ検査は、年間およそ４万件。これに対し、画像診断を行う専門医はわずか１０人しかいないといいます。

専門医の不足をどう解消すればいいのでしょうか。

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年間4万件の検査を行うということは、4万人分の診断報告書を出すべきだと思います。

ですが、その作成が可能な専門医はたったの10名しか居なかった事実が明らかにされました。

現在、全国で放射線診断専門医は5,600人ぐらいなのだそうです。

昨年、厚生労働省が公開した医療機器の配置報告によりますと、なんと日本のCT・MRI設置台数は、実は世界一の設置台数だと言われています。
人口辺りの設置数で計算すると、2位のアメリカで、日本の約半分ほどの設置台数という計算になります。

CTの保有数だけ見ても1万台以上が日本の病院・診療所に設置されているのだそうです。

その数だけ見ると、専門医は圧倒的に少ない状況ですね…少なくとも2.1倍の1万3000人程度は必要だと言われています。

 

ネット上の反応

 

2chでの反応

引用元：https://www.logsoku.com/r/2ch.sc/newsplus/1528431063/

 

twitterでの反応

 

まとめ

今回は千葉大学医学部の附属病院で起きたCT検査見落としでの死亡事故についてまとめさせて頂きました。

病院の評価などを行う第三者機関によると、過去６年間で同様の確認不足が全国で４９件あったということです。

1年でおよそ8件の計算になりますね…深刻な専門医不足による事故とのことですが、医者も信用できなくなってしまうと誰を頼って良いのか、不安になってしまいますね。

今回の件を受けて、千葉大学病院だけではなく、全国の病院で見直しや対策を徹底してもらえたらと思います。