自転車スマホをしていた女子大生が事故を起こし、相手の女性を死亡させて書類送検されたことが話題となっているようです。
自転車スマホの危険性や事故現場の様子、ながらスマホでの事故に自転車保険は降りるのかなどの情報をまとめてみました!
目次
自転車スマホとは?
http://torendo-noto.com/archives/8093.html
自転車スマホとは、自転車を運転しながらスマートフォンや携帯電話を使用すること。
スマートフォンの普及で、「歩きスマホ」が社会的な問題になっている中、自転車や自動車を運転しながらのスマートフォンの操作は歩きスマホよりも重大な事故に繋がる可能性が高く、大きな問題になっています。
年々増加する自転車スマホでの事故
自転車スマホでの事故は年々増加しており、特に「ポケモンGO」などのスマホゲームが広く普及するようになってからその件数が飛躍的に増えているよう。このグラフのように、自転車スマホ等が原因の事故で救急搬送された人の数も東京都内だけで年間50人を超えており、交通事故の新たな要因として大きな問題となっているといえます。
2017年12月14日、危険視されている自転車スマホで死亡事故が発生したことが大きく報じられ、ネット上で話題となっています。
自転車スマホで女子大生が死亡事故!
http://lightrend.com/light/post-8679/川崎市麻生区で7日、電動自転車と歩行者がぶつかり、その後に歩行者が死亡する事故があり、麻生署が重過失致死の疑いで、電動自転車の女子大学生(20)=同区=を書類送検する方針を固めたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。
運転中にスマートフォンを操作していたとみられ、同署はこの行為が重大な過失に当たると判断した。横浜市鶴見区でも12日夜に自転車による死亡事故が発生し、県警は注意を呼び掛けている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171214-00022503-kana-l14
事件を起こしたのは自転車スマホをしていた20歳の女子大生。事件が起きたのは2017年12月7日の午後3時頃で、被害者の77歳女性は女子大生の運転する自転車と出会い頭に衝突して頭を強く打ち、搬送先の病院で息を引き取ったそう。
被害女性は歩道を歩いていたようで、全く過失はなく、女子大生の自転車スマホによる前方不注意が事故の主たる原因であるようです。
事故現場はどこ?
事故の現場となったのはこちらのT字路。時間が午後3時でまだ明るかったことを考えると、見通しも悪くなく人通りもそこまで多そうには見えないこの道路で普通に自転車を運転していての事故は起きにくいと思われます。
また、この事故は死亡事故であるのにも関わらず即逮捕ではなく書類送検であったことも話題となっているようです。
自転車スマホ事故は死亡事故なのに書類送検?
自転車スマホ含め、ながら自転車の事故もきっちり取り締まる動きをどんどん進めてくれ。
— 神月P/新ちゃん(横鎮提督) (@kamitukiP) 2017年12月14日
あと、この自転車スマホの女子は、書類送検で留めず、自動車事故同様にしっかり刑罰を与えてくれ。
自転車スマホの事件は書類送検で済んで良いのか。ダメだと思う。若者の歩きスマホや自転車スマホにもっと厳しく罰する法律や規制を作らないと、これから先もっとこの問題は増えていく。
— 解説者 (@newsnoima) 2017年12月14日
自転車スマホで女性死亡、書類送検?実名報道なし?
— ?みかんぱんつ? (@mikan4954) 2017年12月14日
おかしい
「書類送検」とは、送検(検察官送致。刑事事件を処理する権限と責任が警察から検察へ移ること。)のうち、その時点で被疑者が身柄拘束されていないもののことです。なお、刑事訴訟法に「書類送検」という言葉はなく、書類送検とはいわゆるマスコミ用語の一種です。また、「書類送検」は、単に事件を取り扱う主体が警察から検察へ移る手続に過ぎず、最終的な刑事処分ではありません。
http://vict-keiji.com/
書類送検は単なる手続きではあり、これにより軽い処罰で済むという確証があるわけではありません。
しかし、一般的に書類送検される事件や事故は軽い刑罰で済む事が多いため、そのイメージから女子大生が軽い処罰で許されてしまうのではないかとの声が高まっているようです。
実際には女子大生が問われている罪は重過失致死傷罪であるようで、この罪が適用されれば実刑を含む重い処罰が下る可能性もあるようです。