高須クリニックの高須克弥院長(73)が25日に自身のTwitterを更新。
シリアの武装組織による拘束から解放された日本人ジャーナリスト安田純平さん(44)について見解をつづったことが話題になっています。
この記事では安田さんについての詳細や、高須院長を含めた著名人のコメントについてまとめていきます。
TOP画像引用元:https://www.fnn.jp/posts/00404036CX目次
3年4ヶ月ぶりに解放、安田純平さん帰国
https://www.fnn.jp/posts/00404036CX内戦下のシリアで2015年6月に拘束され、3年4カ月ぶりに解放されたジャーナリスト・安田純平さんが25日午後6時20分ごろ、帰国した。
成田空港では、妻の深結(みゅう)さんと両親が出迎え、家族との再会を果たした。
安田純平さんの妻・深結さんは、「先ほど無事に安田と対面できました。
本当にここに来るまで、いろいろなご協力いただきまして、お礼申し上げます。
本当にありがとうございました」と話した。
https://www.fnn.jp/posts/00404036CX
2015年からシリアで拘束されていたジャーナリスト・安田純平さんが無事に開放され、25日の夜に帰国したことが明らかになりました。
安田さんはしっかりとした足取りで階段を降り、政府だ用意した車に乗って移動。
その後、成田空港の第一ターミナルで妻の深結さんや両親と再会したとのことです。
安田さんは劣悪な環境で長期間拘束されていたため、この後は病院でメディカルチェックを受ける予定のようです。
再開後に深結さんは記者会見を開き、時折涙を流しながら再会が実現したことの喜びと感謝を語りました。
「大変なお騒がせと心配をおかけした」安田純平がコメント
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3692363025102018CC1000/「大変なお騒がせと心配をおかけした」などとするコメントを公表。改めて記者会見する意向を示した。
拘束と解放の経緯がどこまで明らかになるかが注目される。
深結さんによると、安田さんは母親が作ったおにぎりときんぴらごぼうをうれしそうに食べたという。
深結さんが「紛争地域の取材をまだ続けたいか」と尋ねると「今はもう何も考えていない」と答えた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3692363025102018CC1000/
日本への帰国便に搭乗した安田さんは、機内で日本メディアの取材に短く応じ、3年余りに及んだ拘束生活について「地獄だった」と振り返った。
白髪交じりの安田さんは「身体的なものも精神的なものも、きょうも帰されないと考えるだけで
日々、だんだんと自分をコントロールできなくなってくる」と語った。
http://www.afpbb.com/articles/-/3194728
安田:「自由になれたのは、本当に嬉しいです。」
記者:健康状態は?
安田:「筋肉がすっかり落ちてしまって。非常にこう、疲れやすくなってきた。
特定のどこがどうという訳ではないんですけど、体力が極度に落ちてしまっているので。
事実上、虐待状態がずっと続いていたので、精神的な負担もかなりありましたね。
どういう影響になっているか分からないですけど、拘束される前と今とでは体が全然違う。」
記者:どういう状態でいたのか?
安田:「24時間身動きをしてはいけないとか、何一つ音を立ててはいけないとか。指を動かして関節が鳴ったらダメ。」
記者:音を出すと暴力を?
安田:「自分ではなくて、自分の独房のドアの目の前に別の人を連れてきて酷い拷問をしたり、食事が来ないとか。
食事が来ても、缶詰が来ても缶切りを持ってこないとか。そういう嫌がらせを…」
https://www.asahi.com/articles/ASLBT4GBDLBTUHBI015.html
日本への帰国便の中で安田さん本人も取材の受け答えやコメントを発表。
心身ともに安定してから改めて会見することが予想されますが、かなり苦しい思いをして過ごしていたことが明らかにされています。
妻の深結さんの質問には肯定でも否定でもない回答をしたようですが、流石にこれ以降は危険な取材などを起こしてほしくはないですね…
「私は韓国人です」憶測飛び交う動画の真意を説明
7月にネット上で公開された映像のなかで、「私はウマルです。韓国人です」などと話し、臆測を呼んでいた。
その真意について、安田さんが帰国フライトの中で取材に語った。
動画は7月31日にネット上で公開。
約20秒のなかで、オレンジ色の服を着た安田さんは
「私の名前はウマルです。韓国人です」
「とてもひどい環境にいます。今すぐ助けてください」と、かすれた声で訴えていた。
背後には銃を持った覆面姿の男2人が立っていた。
「自分の本名や日本人であることは言うなと要求されていた」。
安田さんは25日、帰国のために搭乗したトルコ航空機内で、記者にそう理由を説明した。
「他の囚人(監禁被害者)が、釈放された後に『あそこにニュースで出ている人質の日本人がいる』と言われたら、
私の監禁場所が世間にばれて(犯行グループが)攻撃されるかもしれない」と説明。
そのため、「『韓国人だと言え』と言われた」といい、従ったという。
https://www.asahi.com/articles/ASLBT4GBDLBTUHBI015.html
ネット上に安田さんの動画が公開された際、安田さんが最初に告げた「韓国人です」という発言は非常に多くの憶測が飛び交い、注目を集めていました。
これについて記者が安田さんに真意を聞くと、実名を言うことや日本人だということは禁止されていたことが明らかになりました。
監禁場所が外部にもれないよう、拘束されている被害者たちはいずれも実名や国籍を言ってはならないルールが徹底されていたようです。
また、安田さんは拘束中にイスラム教に改宗しなくてはならない状態になってしまっていたようで、そこで改宗した際に選んだ名前である『ウマル』を用いたようですね。