3日夜、山梨市にあるJR中央線の踏切で、85歳の女性が特急列車にはねられ死亡した事故が発生しました。
この記事では事故の詳細や経緯についてまとめていきます。
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踏切で車いす女性がはねられ死亡
3日午後7時過ぎ、この踏切内で山梨市に住む最賀まさえさん(85)が、下りの「特急あずさ」にはねられ死亡した。
現場は山梨市駅と春日居町駅の間、住宅地にある「赤斐山踏切」で、線路を渡りきるまでの距離は約10メートル。
最賀さんは、「シニアカー」と呼ばれる4輪の電動車いすを使用していたという。
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線路の間に車輪が挟まってしまったのでしょうか……なぜ事故は起きてしまったのでしょうか。
最賀さんが使用していたシニアカーとは
シニアカーとは高齢者向けに作られた、三輪または四輪の一人乗り電動車両(バッテリーカー)。
日本の道路交通法では車両ではなく歩行者扱いとなる為、車道ではなく歩道を通行する。
運転免許証は不要で、自動車の運転経験が無くても楽に扱える事から、歩行に難儀している高齢者に歓迎されて広まった。
福祉用具とされている為、購入に当たって消費税は課されない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/シニアカー
シニアカーはレンタルも可能で、要介護認定などを受けていない場合は月額2万~2万5,000円程度、介護保険を利用した場合は月額2,000~2,500円程度でレンタルが可能だそうです。
ですが、法規に疎いご高齢の方が使うだけに、車道を通行するなどで自動車に追突される事故が増えているようですね…
また、尾灯のない機種もあるため夜間の使用は特に注意すること、充電を忘れると出先でバッテリーが切れて身動きが取れなくなることがあるなど、使用においてもリスクを伴う場合があるようです。