和田晃一良さんが経営する「コインチェック」という仮想通貨取引所の運営する会社で、仮想通貨の不正アクセスによる流出が確認されたことがわかりました。
この騒動で話題となった社長の和田晃一良さんについて、経歴や出身高校、プロフィールなどについてまとめてみました!
目次
和田晃一良のプロフィール
http://www.sankei.com/affairs/photos/180126/afr1801260067-p4.html本名 | 和田晃一良(わだ こういちろう) |
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生年月日 | 1990年11月1日(27歳) |
出身地 | 埼玉県入間市 |
職業 | 経営者(コインチェック代表取締役社長) |
学歴 | 東京工業大学理学部中退 |
和田晃一良のTwitter |
和田晃一良さんはコインチェック株式会社の代表取締役社長を務める人物。1990年生まれで2018年1月時点では弱冠27歳の若手社長です。
和田晃一良さんは東京工業大学理学部を中退しており、最終学歴の定義は「最も高い水準の教育機関を卒業した経歴」ということなので、和田晃一良さんの最終学歴は高校卒業ということになります。
では、和田晃一良さんが卒業した高校はどこなのでしょうか。
和田晃一良の出身高校は?
http://news.livedoor.com/article/detail/8293495/
和田晃一良さんの出身高校は、埼玉県狭山市にある西武学園文理高等学校。 気になる偏差値は66-71程度だそうで、埼玉県内の私立高校では4番目に高い偏差値の高校だそうです。
西武学園文理高校は中高一貫の私立高校であり、系列には西武学園文理小学校や西武文理大学などがあります。
通称は「セイブ」と呼ばれているようで、埼玉県内でも有数の新学校であり、毎年、東京大学を始めとする難関大学への進学者も輩出しています。
卒業生にはミュージシャンのACIDMANのメンバーや、競歩のロンドン五輪代表選手である大利久美さん、アナウンサーの梅田陽子さんなどがいます。
和田晃一良の経歴
http://thebridge.jp/2014/10/will-bitflyer-and-coincheck-be-a-standard-for-payment-way-in-japan
和田晃一良さんは小学校の高学年の時からプログラミングに目覚め、中退した東京工業大学在学時には既にアプリ開発ができるプログラミング能力を持っていたそうです。
大学3年生のころにはウェブアプリ開発会社でバイトをするなどして働いていたようで、様々なハッカソン(ソフトウェア関連プロジェクトのイベント)では次々に優勝し、若手の起業家たちやプログラマー界隈では名の知れた人物となっていたようです。
就活はしたものの、最終的には東京工業大学を中退し、自ら会社を立ち上げることになった和田晃一良さん。
頭の中では
という考えがあったようです。
コインチェックが仮想通貨の不正アクセスによる流出を公表
https://www.jiji.com/jc/p?id=20180127092651-0026038609バブル的なブームが続く仮想通貨で、取引所「コインチェック」から顧客の580億円分もの通貨が消える事態が発生した。4年前の「マウント・ゴックス」での465億円分を超え、仮想通貨トラブルでは過去最大規模だ。記者会見では通貨のデータを保管する体制の不備が明らかになり、顧客の資産が戻るかは見通せない。仮想通貨を巡る法整備は徐々に進むが、取引の危うさが露呈した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180127-00000001-asahik-bus_all
和田晃一良さんが経営する日本最大級の仮想通貨の取引所「コインチェック」が、不正アクセスによる仮想通貨の流出があったことを発表しました。
会見ではまだ事件が起きてから数時間しか経っていなかったこともあり、終始「調査中」という説明が目立ったコインチェック社。
非公開会社ということもあり、情報の開示する領域をすぐには決めかねるといった要因もあったようでした。しかし、記者からは次々と厳しい質問が飛び交い、会見場にはピリピリとした空気が漂っていました。
和田晃一良の右腕・大塚雄介のプロフィール
https://cg.mpjob.jp/%E5%A4%A7%E5%A1%9A%E9%9B%84%E4%BB%8B/本名 | 大塚雄介(おおつかゆうすけ) |
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生年 | 1980年(37歳) |
出身地 | 群馬県 |
職業 | コインチェック株式会社 取締役 |
最終学歴 | 早稲田大学大学院(量子理論物理学専攻) |
担当 | ビジネス連携、広報、マーケティング |
大塚雄介のTwitter |
大塚雄介さんはコインチェックでCOO(最高執行責任者)を務めるいわばコインチェック和田晃一良さんの右腕と言える人物。大塚雄介さんは早稲田大学大学院で物理学修士号を取得しており、和田晃一良さんと同じ理系出身の方のようです。
会見では広報という仕事も担当しているためか社長の和田晃一良さんよりも返答する回数が多かった大塚雄介さん。
コインチェックの前身レジュプレス株式会社の頃から和田晃一良さんと仕事を共にしているようで、会見の様子を見てもm和田晃一良さんも信頼を置いている人物であるようです。
和田晃一良の会見で話題となった「マルチシグ」とは?
http://newsplusalpha.net/archives/6619780.html通常のビットコインアドレスとは違い、マルチシグのアドレスはビットコインを送付するために複数の署名が必要です。
必要な署名の数は「2/3」のように分数で表されます。この場合「事前に作られた3つのプライベートキーの内、2つのキーでの署名が必要」という意味になります。
マルチシグを採用することで高セキュリティのウォレットを構築できます。最重要データであるプライベートキーが1つ漏洩しても、別のキーがなければビットコインの送付が出来ないからです。攻撃者が2つ以上の別々の設計のプラットフォームに同時に侵入することは非常に困難です。
またマスターキーをひとつ持たせ、それをネットワークに接続していない安全な場所に保管することで万が一プライベートキーを紛失したときの保険になります。
マルチシグはセキュリティーを追求した、最新のビットコインテクノロジーです。
https://bitflyer.com/ja-jp/glossary/multisig
和田晃一良さんらの会見では、仮想通貨の取扱いに関する専門用語が飛び交い、話題となりました。特に、記者の1人が質問した内容に含まれていた「マルチシグ」という言葉はTwitterのトレンドに上がるなど、気になった人が多かったようです。
マルチシグとは、仮想通貨の売買を複数の監視の上で行うというものだそう。これをすることで不正アクセスからの攻撃を受け、不正に仮想通貨が引き出されてしまうことを防ぐことができると言われています。
この技術はコインチェックから盗まれた仮想通貨「XEM(ネム)」でも利用できることもわかっており、マルチシグをしていなかったことがコインチェックのセキュリティの不備だったのではないかと言われているようです。
また、このような技術が生み出されたのには、仮想通貨の歴史に残る大きな事件が関係しているようです。
コインチェックの流出騒動はマウント・ゴックス事件の再来?
破産の可能性も...