広告、商品パッケージや企業のロゴデザインを数多く手がけるグラフィックデザイナーの佐藤卓氏に、パワハラ疑惑が有ることが判明し、話題になっています。
この記事では佐藤氏や疑惑の内容についてまとめていきます。
TOP画像引用元:http://bunshun.jp/articles/-/8123目次
佐藤卓のプロフィール
http://bunshun.jp/articles/-/8123本名 | 佐藤 卓(さとう たく) |
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生年月日 | 1955年(69歳) |
出身地 | 東京都杉並区練馬 |
職業 | グラフィックデザイナー |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/佐藤卓 |
佐藤さんは日本を代表するグラフィックデザイナーですね。
パッケージデザインやグラフィックデザイン、アートディレクションを中心に活動してきました。
「ロッテ キシリトールガム」や「明治おいしい牛乳」などのパッケージデザインなどは、一度は目にしたことがあるでしょう。
日本パッケージデザイン大賞金賞など、さまざまなデザイン賞を獲得しており、今年6月末に業界最大団体「公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会」(JAGDA)の会長に就任するなど、名実ともにデザイン業界のトップに立つ人物です。
佐藤卓の作品まとめ
http://6mirai.tokyo-midtown.com/creator/satoh_taku/「グラフィックデザイナーの佐藤卓さん」と聞いてもなかなかぱっと浮かばない方が多いかと思います。
今回は佐藤さんの手がけた作品やその思いについてもご紹介していきます。
ロッテ キシリトールガム
http://xn--t8j7ld9olep04zgj3c.com/?pid=107753309キシリトールガムのデザインを、最新技術のホログラム処理により新しくした。
これは絶えず変化を求めてくる流通に対し、新鮮さを保ちながら、
既に多くの人が記憶するこのデザインを未来へ繋ぐ具体策である。
つまり、グラフィックの軸は変えずにテクスチュアを進化させた。商品の移り変わりと共に、
使い捨てられるデザインをどのようにすれば未来に残せるか。
売り上げ最優先の日本の流通に対する、ブランドデザインの挑戦である。
http://www.g-mark.org/award/describe/33824
「甘いけど歯にいい甘味料」というのは、当時のガムの概念をひっくり返すものだったそうです。
佐藤さんが提示された要求は「キシリトールガムであることが分かるデザイン」、「キシリトールガムとしての新しい見え方」、「店頭でのインパクト」の三つだったとのこと。
佐藤さんはここから、今までとは真逆の印象をデザインに取り入れ、最新技術のホログラム処理も用いたそうです。
このデザインは2007年のグッドデザイン賞を受賞しています。
明治 おいしい牛乳
https://fresh.lawson.jp/goods/2194https://www.cinra.net/news/gallery/103578/10
本当に細かい点のデザインの修正が繰り返されており、その一部が公開されています。
商品である牛乳の「まろやかさ」と「後味のすっきり感」を文字で表現するというのはなかなか難しそうですね…
NHK Eテレ「にほんごであそぼ」
https://blogs.yahoo.co.jp/koyama2870041/14457304.html2歳から小学校低学年くらいの子どもと親を対象に制作しています。
番組を通して、日本語の豊かな表現に慣れ親しみ、
楽しく遊びながら『日本語感覚』を身につけてもらうことをねらいとしています。
それが、コミュニケーション能力や自己表現する感性を育てると考えるからです。
http://www.nhk.or.jp/kids/program/nihongo.html
佐藤さんはこの番組のアートディレクションを担当。
番組の企画以前から、NHK制作者たちと教育番組の方向性を話し合っていたのだそうです。
「子どもの頃の豊かな感性を育むことが重要」と話していた佐藤さん、こう見るととても仕事熱心で情熱的な人物に見えますが、今回のパワハラ騒動とは一体どういったものなのでしょうか…