京都の高島屋で『一人限定2体』のロリーナ(人形)100体を中国人転売屋が買い占めるという事案が発生し、マニアが怒りを露わにしているようです。
転売屋の買い占め方法はどんなものだったのでしょうか?
中国人と言われている転売屋の顔画像や、高島屋の販売方法に対する批判の声、マニアの『不買運動』なども合わせてまとめてみました。
目次
ロリーナとは?
http://soylentgreen.blog64.fc2.com/blog-entry-295.htmlhttp://s.cosme.net
ロリーナとは、「ボークス」という会社が販売している人気の少女風ドール(人形)の一種。スーパードルフィーと呼ばれるボークスの人形シリーズは京都で生まれた日本製のドールで、かなり繊細なデザインが魅力的で人気を集めています。
限定品が多く発売されており、その希少価値からマニアの間では高値で取引されることもあるそうです。
ロリーナは着せ替えや目などをオリジナルでカスタムするマニアもおり、撮影会も行われることもあるほどの人気を誇っているとのこと。マニアはロリーナを買うことを「お迎え」と呼び、 我が子同然に大切に保管しているようです。
京都高島屋でロリーナ100体を転売屋が買い占め
https://twitter.com/bvctbou/status/979935055278518272今日、京都の高島屋でドールの販売(ロリーナ)があったらしいが、限定100体なのに100体とも転売屋が買ってしまったらしいな。笑えてくる。お前ら欲しくてもヤフオクで買うなよ。困らせたろ。
— 暇ッキー氏 (@magic_mackee) 2018年3月31日
京都の高島屋で、人気の人形「ロリーナ」の限定品100体を1人の転売屋が買い占めるという前代未聞の事件が起きました。
このドールを買うために地方から京都まで訪れていたマニアもいたそうですが、この1人の転売屋以外は誰一人として買うことができず、その場にいたマニアがTwitterで怒りを爆発させ、大きな波紋を呼んでいるようです。
また、ドールはかなり高額であるため、100体分の総額は1200万円を超えているとのこと。これを転売するとかなりの利益が出ると見られているため、転売屋の悪事には「不買運動」でマニアが対抗しようとしている動きもあるようです。
転売されるロリーナの不買運動も
でも、ロリーナをすべて転売屋が買い占めたなら、それを転売屋から買わない方がいいのでは・・・?
— 夜桜★imdaお迎え待ち (@yozakura5419) 2018年3月31日
だってさ、そんなんじゃあお迎え報告もできないし、撮影会にも連れてけない、写真すら載せられないじゃん
それやったら「あの人転売屋から買ったんだ、最低!」ってなるのでは??
転売屋が買い占めたロリーナは全100体。この100体はほぼ全てがヤフオク(ヤフーオークション)やメルカリで転売されると見られているため、怒り心頭のマニアはこの転売されたロリーナを絶対に買わないようにと呼びかけているようです。
では、一人限定2体までと制限がかけられていたロリーナを、転売屋はどのように100体買い占める事ができたのでしょうか。
転売屋がロリーナ100体を買い占めた方法とは?
京都高島屋のロリーナは
— いろは (@kibikodama) 2018年3月31日
・一人2体限定
・50人で整理券なくなる
・その整理券を一人が回収
・それがわかった上で販売拒否せず
・整理券回収した人が100体買い占め
ってことが起きたのよね?
ロリーナを転売屋が買い占めた方法は以下の通り。
↓
整理券配布のかなり前から列を作って並ぶ
↓
整理券配布(50人全員で整理券受取り)
↓
50人全員分の整理券を先頭の代表が回収
↓
販売開始とともに50人分の整理券で100体をまとめて購入 ↓
転売屋集団以外は誰も購入できず
人海戦術を使った力技で100体を買い占めた転売屋には店側に咎められることもなく、難なく購入できたそうです。
これに対し、販売した高島屋やボークス側がなにも対応せずに転売屋にロリーナを売ったことにも批判が続出しているようです。
高島屋の対応にも不満続出
京都 高島屋のロリーナ、全然駄目でした。限定数100で京都高島屋での販売は終了。追加販売はなし。
— 銀狼 (@musicalcircus55) 2018年3月31日
朝から凄い人並んでたのに、ほとんど買えず。ただ開店前に人を集めたかっただけ?開店前に商品なくなるってどういうこと?高島屋さん!
高島屋で限定販売のスーパードルフィーのロリーナ
— ザビーネ (@zabi4256) 2018年3月31日
100体限定なのに転売屋の中国人が100体買ったらしいね。
転売対策で1人1体までとかの制限を販売側は考えなかったのか…
こんなやり方ではドール界から人が離れてくし、
目先の売り上げだけ見て売ってたらその先は無いぞ‼#スーパードルフィー
御社が対策を怠ったのか、高島屋が無能なのか知りませんが明かに転売目的であるにも関らず販売継続って、解らなかったは言い訳になりませんね。ファンは大きく失望したことでしょう。
— sodomu (@sodo_and_gomo) 2018年3月31日
クリエイターとしてファンが購入でき無った件どう思われていますか?https://t.co/Zu91wlz0e3#スーパードルフィー
高島屋も落ちたもんだな。もう販売のプロじゃないんだ。売れればお客の事なんてどうでもいいのか。こういう事あるから京都の企業頭おかしいって昔から言われるのかな。
— 中沢UG (@UGnkzw) 2018年3月31日
販売を実施した高島屋だけでなく、ロリーナの販売元であるボークスにも批判が集まっています。
転売屋になにも対策無く販売を実施してしまったことで、高島屋とボークスには「売れればお客のことはどうでもいいのか」「頭おかしい」と厳しく非難するユーザーが続出しているようです。