アメリカンフットボールの定期戦で悪質な反則行為を犯した日大の 宮川泰介 選手が22日に開いた会見で、 内田正人 前監督ら指導陣の執拗な指示があったことを打ち明けました。
この記事では会見の内容や周囲への影響などについてまとめていきます。
TOP画像引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180522-00000593-san-spo目次
宮川泰介選手の事件、米メディアでも大々的に報道、日本代表に飛び火も?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/229435「前代未聞の反則」と、関係者が一様に口を揃える今回の問題は日本国内だけでは済みそうにない。今後は世界のアメフト界にも波紋を呼びそうだ。
実際、日大の殺人タックルはアメフトの本場米国でも複数のメディアが大々的に報道。AP通信の記事を引用して、日本時間17日に行われた関学大の会見も詳細に伝えている。
17日付の「ニューヨーク・デイリーニュース」(電子版)は、記事とともに、問題の殺人タックルの動画をアップし、日大選手の卑劣さを訴えているほどだ。
今後は全米はおろか、全世界に動画が拡散するのは必至で、アメフト界だけでなく世界のスポーツ界から非難を浴びるのは想像に難くない。
日大選手によるスポーツマンにあるまじき悪質な反則が世界的な問題に発展すれば、アメフト日本代表は総スカンを食う可能性もある。
世界大会などの国際大会から締め出されかねないのだ。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/229435/
なんと今回の騒動はアメリカにも拡散しており、厳しい意見とともに記事が掲載されているようです。
日本代表の立場が危うくなってしまうのはまた違うのではと思いますが、日本の事件は日本に責任があるといったことでしょうか…
宮川泰介選手の顔出しについてTV局への批判の声も?
https://dot.asahi.com/wa/2018052200052.html今回の会見は宮川選手の要望で行われたとし「顔を出さない謝罪はない」との理由で顔出しすることを決意したという。
会見冒頭、代理人の弁護士は、宮川選手がまだ学生であることを考慮し、メディアに対して「顔のアップなどしないよう配慮を」と伝えていた。
しかし、『グッディ』(フジテレビ系)や『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ系)などでは、謝罪や質疑応答に至るまで宮川選手の顔をアップで放送していた。
そのことについても、ネットでは「配慮すべき」と怒りの声が相次いでいる。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw3535111
ずっとアップで撮影するのは控えてって会見の最初に伝えてるのにミヤネ屋はずっとアップで撮影してるしよ~
— ウチュウ (@ponta700) 2018年5月22日
他は『日大選手』で表記なのにミヤネ屋だけ『反則タックル選手』で表記してるところが本当に悪質
日大アメフト部のやつ、記者会見始まる前に弁護士さんが「顔出しは異例ですが、顔の出さない謝罪は無いとのことで、実名と容姿の公開をしています。しかし彼はまだ若いのでアップの顔を映すなどはやめて頂けるよう配慮をお願いします」って言ってんのにずっとアップで写してるメディアやべえな
— りんく # 通知切ってます (@kurmai) 2018年5月22日
今回の会見は正直に謝罪をし、真実を告げたいという宮川選手の気持ちを汲み取りつつも、彼の将来を配慮した弁護士の意向も踏まえての会見になるはずでしたが、
日本の一部メディアは一切その気持ちを汲み取る事無く、放送し続けたようです。
宮川選手を悪者として報道したかったのでしょうか…悪意しかみえませんね。
食い違う大学側の見解、日大アメフト部の今後は
http://blog.esuteru.com/archives/9119783.html監督、コーチが反則を指示し、警察に被害届が出される事態は極めて異例だ。大学スポーツ界では、過去に名門の運動部であっても不祥事によって廃部に追い込まれたケースがある。
宮川選手は会見で「チームや指導に対して言える立場にはない。同じことが起きないことを願う」と言葉を選んだ。
ただ、日大の現役部員からは「監督だけでなく、コーチも総退陣しないと、チームは立ち直れない」との不満の声が漏れる。
選手らの悲痛な叫びに耳を傾けなければ、大学日本一21回の名門に未来はない。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180522-00000593-san-spo
今回の会見で、宮川選手の主張と大学側の見解が食い違う内容であることが明らかとなりましたが、日大アメフト部は今後どうなるのでしょうか…
正式な決定については明らかになっていませんが、此処で廃部になってしまうのは、今まで歴史を築き上げたOB達にも、真剣にプレイをして勝利を目指し続けていた現役選手たちにも、辛い結果になってしまいますね…