任天堂が株式会社マリカーを訴訟し勝訴！話題の「クッパ姫」への牽制か？ネット上での各反応まとめ(2/2)

 

任天堂が「株式会社マリカー」事業者に勝訴！

https://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2018/180927.html

同社は任天堂のゲームソフト「マリオカート」の略称を社名に用いている他、
公道を走れるカートレンタルの際にマリオなどのキャラのコスプレ衣装を貸与しています。

任天堂はこれらが知的財産権の侵害に当たるとして、2月に損害賠償をマリカーに求める訴訟を起こしたと発表していました。

これを受けマリカーは、事業は侵害行為には該当しないとし、「大変困惑しております」と声明文を公表していました。

判決では、同カートレンタルの需要者の間に「マリカー」という標章が任天堂の商品表示として広く知られていることが認められました。

その上でマリカーには、営業活動においてマリオといったキャラのコスチュームの貸与が禁止されるなど、
不正競争行為の差止と損害賠償金の支払いなどが命じられました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180927-00000072-it_nlab-bus_all

判決ではマリカー側に対し、不正競争行為の差し止めと、損害賠償の支払いなどが命じられているそうです。

そもそも任天堂の「マリカー」は非常に有名な任天堂のゲーム「マリオカート」から拝借したもので、多くの人々から親しまれていました。

今回は勿論その辺りもNGと判断されたようで、株式会社マリカーは加えてコスプレ衣装の貸出についても禁止、損害賠償一千万円の支払いを命じられる事態となったようです。

 

ネット上で話題の「クッパ姫」任天堂側が動く可能性は？

The Super Crown's some spicy new Mario lore pic.twitter.com/7DQe6UXvLQ

— haniwa (@ayyk92) 2018年9月19日

スーパーマリオシリーズに登場するキャラクター「クッパ」が変身したという設定の二次創作キャラクター
「クッパ姫」が大きな話題になり、SNSなどで続々とイラストが投稿されています。

「クッパ姫」は、9月14日に発表されたニンテンドースイッチ用ゲーム
「New スーパーマリオブラザーズ U デラックス」において、キノピコ（同ゲームのキャラクター）が新アイテムの「スーパークラウン」を取ると、
ピーチ姫（同ゲームのキャラクター）によく似た「キノピーチ」に変身するシーンを参考にし、
マレーシア在住だというhaniwaさんが、ピーチ姫によく似たクッパを制作しました。

https://www.bengo4.com/internet/n_8602/

ネット上ではこの「クッパ姫」が空前のブームに。

Twiterのトレンドにも取り上げられていましたが、このクッパ姫という単語のツイートが24時間あたり100万ツイートを超えたことにより、「一般名詞」として判断され、トレンドから消えてしまったとも噂されるほどの人気っぷりです。

この件についてはファンの熱が入りすぎたあまり、インターネット署名サイトで任天堂に公式キャラクター化を求めるための署名が乱立する展開に。

ある署名では既に7000人以上もの賛同者を得ているものもあるようです。

中には同人誌の販売イベントが企画されているという話もありますが、こういった騒動に対して任天堂側は「コメントは控えさせて頂きます」とだけコメントしているようです。

 

ネット上の反応

 

2chでの反応

引用元：https://www.logsoku.com/r/2ch.sc/newsplus/1538041614/

 

twitterでの反応

 

まとめ

今回は任天堂が株式会社マリカーとの訴訟に勝利した話題についてまとめさせて頂きました。

ネット上ではクッパ姫の騒動がある最中での報道で「クッパ姫も規制の対象になるかもしれないと暗に言われているのではないか」との意見がいくつかありましたね。

以前より任天堂は営利目的で作品やキャラクターを使用することに非常に厳しいことで有名で、訴訟にとても強く「任天堂法務部」が存在すると言われるほどでした。

株式会社マリカーは今後の営業形態を変えていくのか、気になるところですね。