2019年8月27日、京アニ放火事件の被害者の身元が実名公表されました。
では、一体この反対を押し切って実名公表したメディアはどのメディアなのでしょうか。
ここでは、遺族が「反対していた」実名公表をしたメディアについてまとめてみました。
また、実名公表をした理由についても迫っていきます。
京アニ放火事件の概要
https://www.sankei.com/west/news/190720/
2019年7月18日、京都アニメーション第1スタジオで起きた放火事件。
男がガソリンのような液体を撒き散らし放火し、3階建ての建物が全焼しました。
また犯人の男・青葉真司は建物だけではなく従業員にもガソリンをかけていたよう。
やけどを負いながら逃げてきた女性社員は『知らない人から灯油のような液体をかけられた。助けて。』と叫んでいました。
この事件で、社内にいた70名の社員の内35名が死亡。34名が負傷し、無傷だったのは1名のみだったとのこと。
事件から月日が経ち、ようやく落ち着きを取り戻したかに見えましたが、8月27日に京都府警が実名で被害者を公表。
被害者遺族は実名報道について反対していたため、ネット上ではマスコミに批判的な声が続出しています。
では、反対を押し切って実名報道したメディアはどのようなメディアなのでしょうか。
京アニの被害者を実名公表したメディアは?
https://www.j-cast.com/京アニ放火事件の実名報道について、被害者遺族だけではなく京アニ側も反対していました。
しかし、京都府内の新聞社12社で構成される在洛新聞放送編集責任者会議は、京都府警に実名発表を求めていたとのこと。
このような報道機関の姿勢に反発したネット上の声で、実名公表を求めない署名活動も行われていました。
そのような活動も虚しく、2019年8月27日に京都府警は被害者の身元を実名で公表。
こちらが、被害者の身元を実名報道したメディアになります。
NHK 京都放送局
京都新聞社
京都放送
共同通信社 京都支局
産経新聞 京都支局
時事新聞 京都支局
中日新聞社 京都支局
日刊工業新聞社 京都総局
日本経済新聞 京都支局
毎日新聞社 京都支局
読売新聞 京都支局
この12社が、京都府警から発表された京アニ放火事件の被害者の身元を実名で報道。
さらにワイドショーなどでも、実名報道されていたようです。
この実名公表に対して京アニ側は、「弊社の度重なる要請にかかわらず、本日、被害者の実名が公表されたことは大変遺憾」とコメント。
遺族も、25名中20名は実名公表に反対していたとのこと。
しかし一体なぜ、最優先されるはずの遺族の反対が押し切られ公表されたのでしょうか。
次のページでは、京アニ放火事件の被害者が実名公表された理由についてまとめてみました。