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北海道で震度5弱の強い揺れを観測した地震について、気象庁の松森敏幸地震津波監視課長は午前2時から記者会見を開き、「揺れの強かった地域では落石や崖崩れなどが起こりやすくなっている可能性があり、身のまわりの状況を確認して安全を確保してほしい。今後1週間程度は最大震度5弱程度の地震に注意するとともに、特に2、3日程度は規模の大きな地震が発生することが多くあるので、今後の地震活動に十分注意してほしい」と呼びかけました。
そのうえで、今回の地震は、陸側のプレート内で発生し、メカニズムは、「逆断層型」と「横ずれ型」の両方の要素があるということです。
また、今回の地震の震源の10キロほど西には、政府の地震調査研究推進本部が主要活断層帯と評価している『石狩低地東縁断層帯』があるとしたうえで、「現時点では今回の地震との関係はわからない」と述べました。
「石狩低地東縁断層帯」とは
「石狩低地東縁断層帯」は、政府の地震調査研究推進本部が評価している、全国に113ある「主要活断層帯」の1つで、北海道西部の石狩平野に位置し、美唄市から安平町にかけての長さおよそ66キロの「主部」と、千歳市から日高町の沖合にかけての長さおよそ54キロの「南部」からなる断層帯です。
このうち「南部」について、政府の地震調査研究推進本部は、最大でマグニチュード7.7程度以上の地震が発生する可能性があり、今後30年以内に起きる確率は「0.2%以下」と評価していて、地震が発生する危険度は4段階で示すランク分けのうち上から2番目の「Aランク」となっています。
また、「主部」については、最大でマグニチュード7.9程度の地震が発生する可能性があり、今後30年以内に起きる確率は「ほぼ0%」と評価していて、地震が発生する危険度は4段階で示すランク分けのうち上から3番目の「Zランク」となっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170702/k10011037991000.html?utm_int=news_contents_news-main_004
熊本県で震度5弱 気象庁「地震や降雨にも注意を」
熊本県で震度5弱の強い揺れを観測した地震について、気象庁の松森敏幸地震津波監視課長は午前3時から記者会見を開き、今回の地震は発生メカニズムは「横ずれ型」で一連の熊本地震の活動域で発生したと説明しました。
そのうえで「今回の地震は一連の熊本地震の活動の一つと考えられる。活動は減衰しつつも続いていて、現状程度の活動は当分の間続くと考えられる。揺れの強かった地域では家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まった状態が続いているので今後の地震活動とともに、梅雨の時期であることから雨の降り方にも十分注意してほしい」と呼びかけました。
また、今回の地震のあと、阿蘇山など周辺の火山の火山活動には特段の変化は見られないということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170702/k10011038011000.html?utm_int=all_side_ranking-social_004
地震の震度履歴
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/earthquake/
立て続けに起こる震度5以上の地震にネットも騒然
北海道の次は九州・・・だと pic.twitter.com/Nrle9guM7v
— どMなキョン@すっごーい! (@dom_kyon) 2017年7月1日
北海道と九州で立て続けに地震とかやべぇな pic.twitter.com/luyIQpJd2m
— NM北東北 (@nicomi_tv) 2017年7月1日