大阪府警富田林署で留置中の樋田淳也容疑者(30)が接見後に逃走した事件で、府警は29日、山口県周南市で樋田容疑者の身柄を確保したと発表しました。
この記事では身柄確保までの流れや確保時について詳しくまとめていきます。
TOP画像引用元:https://www.sankei.com/west/news/180930/wst1809300018-n1.html目次
樋田淳也容疑者とは
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180929-00000061-asahi-soci%EF%BD%80%EF%BD%80%EF%BD%8012日午後、大阪府富田林市常盤町の府警富田林署の留置場に勾留されていた容疑者の男が逃走した。
弁護士との接見後、面会室のアクリル板を壊して逃げたとみられ、府警は13日、加重逃走容疑で捜査本部を設置。
全国に指名手配し、3000人態勢で行方を捜している。
逃走したのは住居不定、無職樋田淳也容疑者(30)。
府警捜査1課などが窃盗や強制性交などの容疑で5月25日以降計4回逮捕し、同署で勾留されていた。
別の警察署で捜査車両などが燃えた放火事件に関与した疑いもある。
府警によると、樋田容疑者は12日午後7時半ごろから2階の面会室で弁護士と接見していた。
同9時45分ごろ、面会時間が長いと不審に思った署員が部屋を確認し、逃走が判明した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018081300012&g=soc
8月12日、一人の容疑者が留置所から逃走を図りました。
樋田容疑者は4度の逮捕歴があったとのことですが、逃走した際に手錠はしておらず、面会室の間仕切りにはめ込まれたアクリル板が外れかかっているのに気づいたのか、強く押して壊し、隙間から抜け出たようです。
これについては警察側の認識の甘さや、署側に接見終了を伝えず帰った弁護士についても問題視されていました。
樋田淳也容疑者の実家や生い立ちは?
https://twitter.com/樋田淳也容疑者は大阪府松原市生まれ。
町工場や畑が点在する住宅地で、両親と兄、妹の5人家族で育った。
同級生らによると、小学生時代の樋田容疑者はやんちゃで明るい性格。
鬼ごっこで逃げることやかくれんぼが得意で、小学校の隣にある幼稚園の屋根に隠れて最後まで見つからず、周囲を驚かせた。
卒業文集に「ぼくのうれしいことは友達がいっぱいいること」とつづり、将来の夢は「自衛隊」だった。
中学校に入ると、不良グループと交際を始めた。同府藤井寺市の工業高校に進学したが、中退。
車やバイクの改造に没頭し、警察ざたも起こした。
元受刑者仲間の男性らによると、数年前から大阪刑務所で服役。
おとなしく言葉遣いは丁寧で、刑務作業で靴などの革製品を作るのが上手だった。
「家電を盗むのが得意なんです。欲しいのあったら言うてください」などと話していたという。
https://mainichi.jp/articles/20180930/k00/00m/040/126000c
ネット上では上がっている情報から樋田容疑者の実家付近について既に特定がされていました。
樋田容疑者の実家は大地主で裕福な家庭だったそうですが、樋田容疑者の性格はどんどん歪んでいき、改造車を乗りまわしたり自宅の庭でドラム缶に何かを入れて燃やして警察沙汰になることも多かったようです。
タトゥーを入れたのは今年の5月中旬頃で、自ら希望してウサギの絵柄を入れたようです。
『脱走犯』樋田容疑者に懸賞金総額500万、足取り掴めず一ヶ月…
https://brandnew-s.com/2018/09/03/hidajunyamemo/警察がもたつく間に樋田容疑者は、生家のある松原市で黒のミニバイクを盗み、
翌13日から15日にかけて、隣接する羽曳野市や大阪市内各地で逃走資金を稼ぐためにひったくりを繰り返したと見られている。
凶悪犯が野放しにされたままの現状に今、大阪はパニック状態に陥っている。
そんな折、大阪市内の建設会社が、脱走犯確保につながる有力情報に300万円もの高額懸賞金をかけていたことが判明。
同社代表がSNSでそれを公表したのが、8月25日のことだ。
容疑者の顔写真が掲載された「手配書」を見ると、「有力情報者 懸賞金300万」の文字とともに
同社名、電話番号と代表者の氏名が添えられていた。
同社に問い合わせたところ、電話に出た社員が次のように答えてくれた。
「うちの社長の地元が、容疑者が逃げてから事件を起こした平野区、生野区なんです。会社も生野にあります。
『生野で事件が起きたり目撃情報が出てるし、こういう状況はよくないから警察に協力しようや』ということでやっていると聞いています」
地元住民の安全を願って、善意の出資をしたというわけだ。
https://www.asagei.com/excerpt/111687
なんと樋田容疑者逮捕のために、大阪市生野区の建設会社「ルーカス」の津坂尚志社長が懸賞金を掛けたことを公表していました。
「仲間と相談し、一人30万円を出すことにしました。10人なので、計300万円。有力情報を寄せてくれた方には、必ずお支払いします!」
といった内容を8月25日にSNSで公表し、多くの話題を集めていました。
警察も逃走事件が起きて一ヶ月後の9月11日、府警OBが出資する私的懸賞金制度を開始することを発表。
有力な情報には総額で200万円が支払われるとのことでした。
今回の拘束でこの懸賞金を受け取る人物は居るのでしょうか…