10日午前、群馬・長野県境付近を飛行していた群馬県の防災ヘリ「はるな」が消息を絶っていましたが、捜索中の航空自衛隊機が同日午後2時45分頃、群馬県中之条町の横手山東麓で墜落した機体の一部を発見しました。
この記事では事故の詳細や搭乗者についてまとめていきます。
TOP画像引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180810-00050077-yom-soci目次
防災ヘリが行方不明に。山中に機体発見か
http://news.livedoor.com/article/detail/15141184/10日午前、群馬県の草津白根山の上空で防災ヘリの行方がわからなくなった。
現在、警察や消防などが捜索を行っているが、日本テレビのカメラが山中に消息を絶ったヘリとみられる機体を捉えた。
消防などによると、10日午前11時半前、群馬県の防災航空隊のヘリ「はるな」が
草津白根山の渋峠付近の上空で消息を絶ったという。
国交省などによると、「はるな」は午前9時14分に群馬ヘリポートを離陸し、
2時間の飛行をすることになっていて、群馬県消防の航空隊の隊員と吾妻広域消防本部の職員9人が乗っていたとみられている。
http://www.news24.jp/articles/2018/08/10/07401125.html
群馬県上空で防災ヘリが突然消息を絶つ騒動が発生しました。
ヘリを操縦していたのは、運航を委託している「東邦航空」のベテランパイロットだったそうです。
まず墜落はありえないほどの優秀な人物が機長だったヘリで、一体何が起きていたのでしょうか…
また、搭乗者9名の安否は明らかになっているのでしょうか。
防災ヘリ「はるな」とは
https://twitter.com/tamajinniki2/群馬県の公式ホームページなどによりますと、群馬県の防災ヘリ「はるな」は、「ベル412」型と呼ばれるヘリコプターです。
全長は17.1メートル、胴体の幅は2.8メートル、ローターの長さは14メートルで、定員は15人となっています。
航続距離は783キロメートル、最高巡航速度は毎時243キロメートルで、
今から21年前の平成9年に導入され、これまでの飛行時間は7000時間を超えているということです。
県の報告書によりますと、昨年度は、登山客の救助や重い病気の患者の搬送、
それに消火活動などで合わせて403回飛行したということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180810/k10011572051000.html
はるなは群馬県が所有する防災ヘリのようですね。
最近投入されたものではなく、もう長いこと人々の命を守っていたヘリコプターでした。
はるなはこの日、11日に開通が予定されている「ぐんま県境稜線トレイル」の視察のため、そのルート上空を飛行する予定だったそうです。
ヘリコプターからは救難信号も発信されず、突然消息を絶ってしまったようですね…
ヘリが行方不明になった現場・草津白根山とは?
草津白根山は標高2,160メートルの広大な火山で有名です。
活火山で、2007年12月1日から噴火警戒レベルが設定されており、現在では「レベル3」の入山規制レベルにまで引き上げられています。
突然に噴火に気象庁側も対応ができず、噴石で1名が死亡、11名が負傷した事故も起きていました。
当時は午前中から雲が多かったとの目撃情報もあり、もしかしたら視界は悪かった可能性もありますね…