写真家の「アラーキー」こと荒木経惟さんのセクハラ・パワハラを、元ダンサーで被写体を務めていたKaoRiさんが告白して話題となっています。
荒木経惟さんのこれまでの経歴やニューヨークで行われている展覧会の情報、KaoRiさんの告白文の内容、Twitterの反応などをまとめてみました。
目次
荒木経惟のプロフィール
http://wakaphoto.blogspot.jp/2014/12/blog-post_10.html本名 | 荒木経惟(あらきのぶよし) |
---|---|
生年月日 | 1940年5月25日(84歳) |
出身地 | 東京都 |
職業 | 写真家、現代美術家 |
最終学歴 | 千葉大学工学部 |
旧職 | 電通・宣伝カメラマン |
Wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/荒木経惟 |
荒木経惟さんがカメラマンになるきっかけになったのは父である荒木長太郎さんの影響だそう。
下駄職人でありながらアマチュアのカメラマンとしても活動していた父の影響を受けてカメラマンになった荒木経惟さんは、大学卒業後に電通に宣伝カメラマンとして就職、キャリアをスタートさせました。
荒木経惟さんは数多くいる写真家の中でも写真集の発行点数が群を抜いて多く、400冊以上もの写真集を発売していることです。
荒木経惟さんの写真の特徴はヌード写真や緊縛などといった過激な性的描写があること。一方で人物以外の鼻などの静物や都市を写した写真、スナップ写真なども手がけるなど幅広いジャンルの写真を撮る写真家です。
今まで荒木経惟さんは「太陽賞」「安吾賞」を始めとする賞を獲得してきており、世界的な芸術家として評価されています。
荒木経惟の名言集
荒木経惟さんは過去に雑誌のインタビューなどで多くの明言を残しています。ここでは、荒木経惟さんの名言集を紹介します。
良くヌード写真のことをいわれるが、
一番”真っ裸”なのは、実は人の顔だということにあまりにもみんな気がついていない
レンズは男根だってよく言うんだけど、あれは実は何でも吸い込む女陰ですよ。
たとえ女性があまり見た目に美しくなくても、
美しく写してあげるのがカメラマンの仕事さ。
それが俺の写真。
顔は究極のヌードだ!
一生懸命やるのが普通じゃなくて、本能だからね。
写真を撮るってよく昔の人は魂を抜きとるって言っただろ。
あれは本当なんだよ。生き生きと生き、静かに死ぬ。
オトコならオンナを撮れ。かっこつけて空とか街とか撮るな。
ちゃんと隣にいる女の子を撮れ、だよ。
天から才能をもらい過ぎでさ
それを使い切れそうにないんだよ、早くやんないと
http://wakaphoto.blogspot.jp/2014/12/blog-post_10.html
荒木経惟がNYで展覧会を開催
https://www.cinra.net/news/20180407-kaori荒木経惟の展覧会『The Incomplete Araki: Sex, Life, and Death in the Work of Nobuyoshi Araki』が、アメリカ・ニューヨークのセックス博物館(Museum of Sex)で開催されている。
2002年にオープンしたセックス博物館はその名の通り「性の博物館」。ニューヨーク近代美術館(Museum of Modern Art)が「MoMA」の愛称で親しまれるように、「MoSEX」の通称で呼ばれ、人間のセクシュアリティや性風俗に関する歴史や進化、文化的な重要性を保護し、広く公開するというミッションのもとで運営されている。
https://www.cinra.net/column/201802-arakinobuyoshi
2018年2月、荒木経惟さんがニューヨークのセックス博物館(Museum of Sex)で開催されました。激しい性的描写を含む荒木経惟さんの展覧会開催は、「Me too」運動が叫ばれている現代において大きな注目を浴びました。
そんな中、過去に荒木経惟さんの被写体を務めており「ミューズ」と呼ばれていた女性ダンサーがある告白文を発表し、Twitterを中心に話題となっています。