28日午前、愛知県春日井市の王子製紙の工場で、タンクから飛び散ったアンモニア水を従業員が浴び、1人が意識不明の重体、2人が軽いケガをしました。この記事では事故について詳しく調べまとめています。



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王子製紙春日井工場でタンクからアンモニア水が飛び散り男性が意識不明

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000688-tokaiv-l23
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28日午前、愛知県春日井市の王子製紙の工場で、タンクから飛び散ったアンモニア水を従業員が浴び、1人が意識不明の重体、2人が軽いケガをしました。

 28日午前10時前、春日井市王子町の「王子製紙春日井工場」でタンクの配管付近からアンモニア水が周辺に飛び散りました。

 この事故でアンモニア水を浴びるなどした41歳の男性従業員が意識不明の重体で、他にも男性従業員2人が軽いケガをしました。

 アンモニア水は排水をきれいにする微生物を培養するために使われていて、事故当時、点検のためタンクの配管のバルブを閉める作業をしていたということです。

 タンクはステンレス製で中には約2万リットルのアンモニア水が入っていて、警察と消防は事故の原因を詳しく調べています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000688-tokaiv-l23

 

王子製紙株式会社について

http://www.ojipaper.co.jp/
社名 王子製紙株式会社

所在地 〒104-0061 東京都中央区銀座四丁目7番5号 王子ホールディングス本館9階

設立 2012年10月1日

資本金 350百万円

代表者 代表取締役社長 青山 秀彦

従業員数 2,281名(2017年3月31日現在)

主な事業内容 新聞用紙事業、洋紙事業およびパルプ製造に関連する事業

株主 王子ホールディングス株式会社 100%

関係会社 江蘇王子製紙有限公司

苫小牧王子紙業株式会社

株式会社苫小牧協和サービス

王子紙業株式会社

王子埠頭株式会社

米子王子紙業株式会社

富岡王子紙業株式会社

日南王子紙業株式会社

https://www.oji-paper.co.jp/corporate/index.html

王子製紙株式会社は今回事故が起きた愛知県の工場以外にも北海道、鳥取県、徳島県、宮崎県などにも製紙工場があるかなり大きな会社のようですね。

 

アンモニアの持つ毒性について

http://www.yamazen-pharm.jp/?p=295
粘膜に対する刺激性が強く、濃度 0.1% 以上のガス吸引で危険症状を呈する。悪臭防止法に基づく特定悪臭物質のひとつであり、毒物および劇物取締法においても劇物に指定されている。

日本では高圧ガス保安法で毒性ガス及び可燃性ガスに指定され、白色のボンベを用いるように定められている。

液体状のものが飛散した場合は非常に危険で、特に目に入った場合には失明に至る可能性が非常に高い。

高濃度のガスを吸入した場合、刺激によるショックが呼吸停止を誘発することがある。生体において、血中アンモニア濃度が高くなると、中枢神経系に強く働き、意識障害が生じる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%A2#.E6.AF.92.E6.80.A7

 

王子製紙春日井工場でアンモニア水がタンクから飛び散った事故原因は?