7月4日(火)、小林麻央さんが通っていた某クリニックに業務停止処分が下っていたことが、週刊誌「女性自身」より報じられた。一体なぜ営業を自粛しなくてはならなかったのだろうか?そして、小林麻央さんの死と直接的な関係はあるのか?なぜ、民間療法でなくてはいけなかったのかを調べてみた。

小林麻央さんが通院していたクリニックに業務命令停止処分が下る

clinicgyoumuteisi https://twitter.com/medical_newsrp/status/879945099727183872

他人のヘソの尾に含まれる血液を患者に投与することで、がんやアンチエイジングに効果があると謳い、全国11箇所の民間クリニックに業務停止命令が下った。厚生労働省には無届けだったという。

 厚生労働省は必要な届け出をせずに他人の臍帯血を投与したとして、再生医療安全性確保法に基づき、東京都や大阪市などの12クリニックに治療の一時停止を命じた。 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG01HBE_R00C17A7CC1000/


臍帯血(さいたいけつ)移植は医学的根拠が無く、またその安全性が確保されていない。これまで合計100人ほどに臍帯血移植の治療を行ったことが確認され、中には高額な医療費を支払って治療を受けた人もいるとのこと。

保険が適用されない自由診療で1人当たり数百万円の治療費を受け取っていたとみられる。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG28H2U_Y7A620C1CR0000/


そして、小林麻央さんの通院していたクリニックも上記同様に、厚生労働省から臍帯血移植の認可を受けず営業しており、1億円を超えるほどの治療費を市川海老蔵さんが負担しているとのことです。

「先進医療も民間療法も、保険適用外です。海老蔵さんが負担した治療費の総額は1億円を超えていると聞いています」(別の歌舞伎関係者)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170704-00010002-jisin-ent


しかし、小林麻央さんが受けていた療法は水素温熱免疫療法と言われ、今回業務停止命令が下った療法とは全く別物!いくら停止処分を食らったからって、こじつけ過ぎじゃないの?と思われる方もいるかもしれません。

しかし、この水素温熱免疫療法も医学的根拠が全く無い民間療法と噂されており、眉唾ものの治療法と言われています。

小林麻央さんが通っていたクリニックは首藤クリニック?

業務停止命令を食らったのは、東京・大阪・福岡の11のクリニック。厚生労働省のホームページにて名指しで公開されています。小林麻央さんが通院していたのは表参道首藤クリニックとネットでは推測されています。

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保健衛生上の危害の発生又は拡大を防止するため必要があると判断したため、法第22条に基づき、当該再生医療等の提供の一時停止を命じましたのでお知らせいたします。 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000169320.html

一体どんなクリニック?

院長は首藤紳助さん。愛知医科大学を卒業後、大学病院や緊急外来で現代医学を学びます。自身の経験から自己治癒力を高め健康と美を保つための医療に取り組みたいと志すようになり、その後も多くの臨床経験と医療現場を経験していくこととなります。

その中で、水素療法や点滴療法に更なる医療の可能性を求め、2013年5月より首藤クリニックを開院。当時は水素療法自体が世間的に認知されておらず、先駆的活動だったとか。

プロフィールは現在削除されており閲覧することが出来ません。こう見ると、様々な経験から民間療法への可能性を見出そうと努力していたのでしょうか?

http://shuto-clinic.net/dr_profile.html

また、ドクターズ・ファイルというインタビューの中で、首藤院長は標準治療を行わない旨について触れています。

標準治療は必要であればその療法の限りではないが、本質的では無いという内容です。

必要な時には使いますが、最低限にとどめています。薬での治療というのは対症療法でしかなく、言葉は悪いですが、時間稼ぎにしかならないのではと思うんですね。本質的な体質改善を行わなければ、根本的な解決にはなりません。

そもそも薬というのは化学物質で、自然界にあるものではありません。つまり、代謝ができず、体内にずっと蓄積していってしまうのです。そうした影響が臓器の機能不全につながったり、ひいては、がんなどの病気をもたらす遠因になっているともいえるのではないでしょうか。 https://doctorsfile.jp/h/36622/df/1/


また、公式ホームページが現在は閲覧出来なくなっており、アクセスしてみると簡素な文字列だけが表示されています。

site-mentenance http://shuto-clinic.net/

小林麻央さんが受けていた水素温熱免疫療法とは?

小林麻央さんが通院していたクリニックがどんなところか分かったところで、一体どんな治療を受けていたのでしょうか?首藤クリニックには水素温熱免疫療法の紹介動画があります。

要約すると、世界のガンの自然治癒報告例を見ると、自然免疫力が上がったかどうかに相関性があることを発見した首藤院長。体温を上げるとHSP(Heat Shock Protein)が分泌され、がん細胞を攻撃したり体の修復をしてくれるので結果、自然免疫力が上がることとなります。そこに水素水を使うことで、酸化の状態を中和し、体を効率よく温められるので、水素を用いているようです。

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症例なども動画中で紹介されていますが、どれも腫瘍マーカーが小さくなっているのが確認出来ます。

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研究開発の時点では副作用や事故が1件も無く、臨床効果が得られたので、実用化まで踏み切ったとのこと。

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また、現在は削除されてしまいましたが水素温熱免疫療法の紹介漫画があり、市井では様々な憶測が飛び交っています。

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水素水と言えば、医学的根拠があるか無いかで物議を醸していますが、この治療には医学的根拠があったのでしょうか?

調べてみたところ、一般的な療法は長い年月をかけて改善され実用化に至っているものが多く、それに比べると水素温熱免疫療法は医学的な歴史が10年程しかありません。医学的に有用だと言えるような根拠も出てきませんでした。

しかしながら効果があったと言う声も多く確認出来るので、有用性の真偽については不透明なままです。

なぜ、小林麻央さんは民間療法での治療を試みたのか

小林麻央さんのガンについての記者会見が開かれるまでの経緯を振り返ってみます。

2014年2月 しこりが見つかる
虎ノ門は白黒はっきりしないので3ヵ月後にまた来てください、と言ったが 麻央は8ヵ月後 の2014年10月に受診

2014年10月 生検 →癌だと診断
この段階で治療に取りかかれば5年生存率は90%超。虎ノ門は標準治療を勧める
→麻央さん側は首を縦に振らなかった

(空白の1年4ヵ月 …気功などの民間療法で治療していた期間)

2016年2月 聖路加病院に移る
聖路加病院「気功療法というか、全く療法にならないことを続けたせいで、瀕死の状態でした。
リンパ腺が瘤のように腫れあがっていたのです」

それでも手術には至らず
聖路加病院「医師と夫婦側のコミュニケーションが不調で手術にまで至らなかった」


2016年6月9日 スポーツ報知が小林麻央の癌をスクープ、これを受けて海老蔵が会見、癌だと告白

http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1498817073/

発見の遅さと標準治療をする決意が固まらなかったのが、ターニングポイントになっていそうですね。

ネット上では、自分の体にメスを入れるのが嫌だった。姉の小林麻耶さんがスピリチュアルに傾倒していたため、民間療法で治療をしようとした。東洋学に市川海老蔵さんが凝っていたため、中国の伝統医学である療法に頼ろうとした。

など様々な意見が散見していますが、全くもって真偽の程は不明です。

民間療法での治療に後悔していた?

小林麻央さんのブログ「KOKORO」にて投稿された1つの記事が、もしかして民間療法に後悔しているのでは?と話題になっていました。

あのとき、
もっと自分の身体を大切にすればよかった
あのとき、
もうひとつ病院に行けばよかった
あのとき、
信じなければよかった
あのとき、、、
あのとき、、、


私は痛み止めを飲むのが嫌で、


でも、癌の痛みで
限界を感じて、ようやくようやく
薬を飲んだとき、

身体の痛みが和らいで、
なんだかわからないけれど、

「許されていく 」感覚がしたのです。

https://ameblo.jp/maokobayashi0721/entry-12196624428.html

壮絶なほど後悔の念が綴られています。梨園の妻として迎えられ、倍率が高いアナウンサー業もやっていたとあれば、協調性もあり、我慢強い人だったのでしょうか。しがらみなどもあり標準治療に専念することが出来なかったのかもしれませんね。

川島なお美さんも抗がん剤での治療を拒否していました

kawasimanaomi https://www.j-cast.com/healthcare/2015/12/23253963.html?p=all

2015年9月24日に亡くなった女優の川島なお美さんも、抗がん剤での治療を拒否しています。

1年9カ月にわたった闘病生活は、抗がん剤治療ではなく、民間療法を選択。免疫力を向上させる食事療法などを取り入れた。その理由を「抗がん剤の副作用でステージに立てなくなる可能性があるなら、私は最後まで女優として舞台に立ち続けたい」と周囲に明かしていた。

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/09/25/kiji/K20150925011200580.html

最後まで女優でいたいということから、抗がん剤での治療を拒否した川島なお美さん。小林麻央さんも自分の命に代えられないほど、大切な何かがあったのかもしれません。

まとめ

業務停止命令が下ったクリニックと小林麻央さんの直接的な死の因果関係は無さそうです。しかし、厚生労働省に届け出もせず、人の死につけ込み高額な治療費を受け取っていた可能性もあります。

病は気からとあるように、民間療法でも患者の容態にプラスに働くこともあると思います。が、正常な判断力を欠いた状態だったと推測される小林麻央さんには、果たして効果的な療法だったのだろうか?

生前の小林麻央さんにとって、水素温熱免疫療法は無駄ではなかったと願いたい。

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