暴走トラック

千葉県白井市の国道で先月、運転手が意識を失い暴走するトラックを自車にぶつけて止め、心臓マッサージを施すなど見事な“連携プレー”で運転手の一命を救い、二次災害も防いだ長原桂三さん、小畠聡さん、看護師の伊東都さんら3人に、印西署(鎌田篤署長)が19日、署長感謝状を贈られました。この3人の勇気ある行動がネット上で話題になっています。

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通勤中に“奇跡の連携” 暴走トラック自車にぶつけ停止→運転手救出→心臓マッサージ 3人に感謝状


千葉県白井市の国道で先月、運転手が意識を失い暴走するトラックを自車にぶつけて止め、心臓マッサージを施すなど見事な“連携プレー”で運転手の一命を救い、二次災害も防いだ男女3人に、印西署(鎌田篤署長)が19日、署長感謝状を贈った。

 表彰されたのは、会社員、長原桂三さん(40)=市川市=と同僚の小畠聡さん(39)=松戸市=、看護師の伊東都さん(50)=柏市=の3人。

 同署などによると、5月23日午前7時50分ごろ、白井市大山口の国道464号で、乗用車で通勤途中の長原さんが、壁面にこすりながら白煙を上げ走行するトラック(2トン)を発見。

追い抜きざまに運転席を見ると、ハンドルを離して助手席側に運転手とみられる男性がぐったりした様子で倒れていた。約500メートル先は十字路交差点だった。

 「蘇生しないと危ない」直感で危険を察知した。長原さんは印西市の自動車用機械の製造販売会社で安全運転管理者の資格を取得。交通事故の映像を何度も講習で見ていた。

「これぐらいのスピードなら止められる。自分の車は諦めよう」


 とっさにトラックの前に入ってブレーキを踏んだ。停車後、トラックに駆け寄り男性に声を掛けるが反応がない。気が付くと後方から車が何台も来ていた。

すぐにトラックの発煙筒を取り出し、後続車を誘導しながら119番通報した。 車で通勤途中、トラックを追い抜いた後、異変を感じた「セコメディック病院」(船橋市)の看護師、伊東さんが駆け付けた。トラックから男性を救出しようとするが、大柄な男性は女性では運び出せない。

 そこに車で通り掛かった長原さんの職場の同僚、小畠さんが伊東さんと協力して男性を降ろした。伊東さんが確認すると男性には自発呼吸がなかった。「なんとか助けたい」。必死に男性に声を掛けながら心臓マッサージを20分間続けた。

 その間に通報を受けた救急車両が到着し、男性はドクターヘリで日医大千葉北総病院(印西市)へ搬送。男性は心筋梗塞で呼吸停止の危険な状態だったが、一命を取り止めて意識が戻り、現在会話もできる状態まで回復した。

後に担当医師から

「完璧な心臓マッサージ。今回のケースだと、良くても植物状態なのに奇跡だ」


と驚かれたという。

 19日に同署で行われた感謝状贈呈式で鎌田署長は「放置していれば多重事故の二次災害も起きる状況だった。連携した行動によって尊い命が助かった」と3人の的確、迅速な行動を称賛した。

 長原さんは「何より男性には家族がいるので良かった。たまたま居合わせた3人、人生不思議なこともあるんだと思った」と感慨深げ。

小畠さんは「後遺症がないのが一番。助かって良かった」とはにかんだ。伊東さんは「道路上だったので自分の技術しかなかった。3人だからこそ助けられたと思う」と奇跡の連携プレーを振り返った。

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トラックの運転手が発症した心筋梗塞とは

心筋梗塞 https://www.minnanokaigo.com/guide/disease/myocardial-infarction/
動脈硬化や血管内のプラークと呼ばれる脂肪などの固まりが破れて血栓ができ、冠動脈が完全に詰まって心筋に血液が行かなくなった状態を心筋梗塞と呼びます。

心筋梗塞は発症からの時間の経過で異なっており、発症から3日以内(2週間以内の場合もある)の心筋梗塞を急性心筋梗塞と呼び、発症から30日以上が経過し、壊死が繊維化して落ち着いた状態を陳旧性心筋梗塞と呼びます。

陳旧性心筋梗塞は、心筋が繊維化しており、症状も安定していますが、慢性心不全などのリスクが高い状態なので注意が必要です。そこで、動脈硬化の予防のための生活習慣の改善が重要になります。

https://www.hakuraidou.com/info/shinkinkousoku.htm

心筋梗塞では早期の受診が重要


心筋梗塞では亡くなられる方の半数以上が発症から1時間以内に集中しています。そのため病院に到着する前に亡くなる場合が多いのです。

原因のほとんどが、心室細動と呼ばれる不整脈のためです。心室細動では心臓の血液を全身に送り出す部屋(心室)がブルブル震えて(細動)、血液を送り出せなくなり(心停止状態)、脳や腎臓、肝臓など重要な臓器にも血液が行かなくなり、やがて心臓が完全に停止して死亡してしまう、とても危険な状態です。

この不整脈の危険性があり、心筋梗塞が疑われる場合は、ただちに救急車を呼んで、一刻も早く受診をすることが重要なのです。

http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/heart/pamph92.html

心筋梗塞 http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/heart/pamph92.html
救急車内では、脈の乱れを治す電気ショック、つまり自動体外式除細動器(AED)による処置や、酸素吸入などの応急処置が受けられます。

また救急車は、ほかの交通手段よりも圧倒的に早く病院に着くことができます。1分1秒でも早ければ、命を救える確率は格段に高まるのです。

のちほど解説しますが、心筋梗塞に最も重要な治療は、閉塞した冠動脈を再び開通させる「再灌流(さいかんりゅう)療法」です。

発症6時間以内に「再灌流療法」を受けて成功すれば、壊死に陥る心臓の筋肉の範囲を減らすことができます。

http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/heart/pamph92.html

意識がない場合の応急処置


胸が痛いといった後、意識がない状態であれば、肩をたたきながら、大声で呼びかけてください。反応がなかったら、「誰か来て!」と大声で応援を求め、すぐに119番に連絡して救急車を呼びましょう。

http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/heart/pamph92.html

心筋梗塞 http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/heart/pamph92.html
また応援の人が来たら、自動体外式除細動器(AED)を持ってきてもらうよう頼みます。倒れている人の胸とおなかの動きを見て、息をしているかどうか確認してください。

呼吸をしていないか、ふだん通りの呼吸でなければ、すぐに心臓マッサージ(胸骨圧迫)を休まずに行ってください〈図8〉。

倒れている人の胸の真ん中に手のひらの根元の部分を重ねてのせ、肘を伸ばしたまま真上から強く(胸が5センチ以上程度沈むまで)押します。

押した後には瞬時にその力を緩めますが、手が胸の真ん中から離れないよう、ずれないようにします。これを1分間に100回以上の速さで繰り返し続けます。

最近の研究では、成人の場合、一般の人が心臓マッサージと人工呼吸の両方を行った場合の救命率よりも、心臓マッサージだけを行ったときの救命率のほうが、同じか、やや高いことや、心臓マッサージによって心臓の細胞が元気になり、AEDが効きやすくなることなども明らかにされています。AEDを使う場合の注意点を〈図9〉にまとめました。

http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/heart/pamph92.html

時間と救命率の関係…1分経過するごとに約10%減る?