望月新一の海外評価やビットコイン発明者との噂！天才すぎる経歴とABC予想の証明はまるで宇宙人？

父の仕事により、5歳で日本を離れた望月新一さん。中学生時代に1年日本に戻ったものの、それ以外の時間はすべてニューヨークで過ごしたそうです。

大統領や各ジャンルの権威ある学者を輩出しており、ハーバード大やコロンビア大、オックスフォード大やケンブリッジ大といった超名門大学への進学率が高いフィリップス・エクセター・アカデミーを卒業している望月新一さん。

アメリカでハーバード大と並ぶ名門大学であるプリンストン大学に入学したのは16歳のときで、23歳で博士課程を終了し、日本に帰国。現在は京都大学数理解析研究所で教授を務めているそうです。

数学の超難問「ＡＢＣ予想」が、日本人によって証明される見通しになった。数学史に残る偉業だ。論文筆者である京都大数理解析研究所の望月新一教授（４８）は、自身のホームページ（ＨＰ）以外での社会に向けた発信は限られ、それが一層関心を集めてきた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171216-00000020-asahi-soci

京都大学数理解析研究所教授・望月新一さんが数学の難問中の難問「ABC予想」を証明される見通しとなったことが、朝日新聞の報道で明らかになりました。

あまりの独創的な発想と証明に用いる数学的手法が望月新一さん自身が開発したものであることから、ABC予想の証明は2012年に発表されていたものの、当初は数学者ですら論文の内容を理解できる人間がいなかったそう。

では、望月新一さんが証明したABC予想とは、どんな内容のものなのでしょうか。

a + b = c
を満たす、互いに素な自然数の組 (a, b, c) に対し、積 abc の互いに異なる素因数の積を d と表す。このとき、任意の ε > 0 に対して、

c > d1+ε
を満たす組 (a, b, c) は高々有限個しか存在しないであろうか？

https://ja.wikipedia.org/wiki/ABC%E4%BA%88%E6%83%B3#CITEREFGoldfeld1996

上記はabc予想を簡単に説明しているもの。abc予想とは、１９８５年にジョセフ・オエストルとデイビッド・マッサーによって提言された数論の予想のことです。

これは、互いに素であり、かつa+b=c を満たす3つの自然数a、b、cについて述べているもので、この定理が証明されることによって解決される定理や予想は数多くあると言われ、長い間多くの数学者が証明に到達することができなかった歴史的な難問です。

望月新一さんは43歳で論文を発表していたため数学のノーベル賞と言われるフィールズ賞を受賞することはできませんが、 このabc予想を証明できたとすれば、間違いなくフィールズ賞にも値する価値のある発見だと言われています。

プロフィールでも紹介したように、望月新一さんが大学に入学したのは16歳のときのこと。これは飛び級による進学であることが予想されます。主な研究の業績は

と、一般人にはどんな理論なのか、証明なのかすら全く想像もできないようなものばかり。しかし、国際研究集会で現在未解決の問題のうち100の問題は望月新一さんの理論が解決に導くことが期待されると言われていたこともあり、望月新一さんがabc予想の証明がどれだけ天才的なものかを物語るエピソードとなっています。