はじめに
子ども会の行事に参加した少女に抱きついてキスしたなどとして、島根県警は24日、全国子ども会連合会の副会長で、島根県子ども会連合会長も務める会社役員、磯田謙一容疑者(75)=松江市北堀町=を強制わいせつの疑いで逮捕したと発表しました。この記事では子ども会という組織についてや、磯田謙一容疑者の顔画像やFacebook、ネット上の反応をまとめています。
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目次
磯田謙一容疑者を強制わいせつの疑いで逮捕、全国子ども会連合会副会長、少女にキス
子ども会の行事に参加した少女に抱きついてキスしたなどとして、島根県警は24日、全国子ども会連合会の副会長で、県子ども会連合会長も務める会社役員磯田謙一容疑者(75)=松江市北堀町=を強制わいせつの疑いで逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。
松江署によると、磯田容疑者は23日午後4時ごろ、松江市内の飲食店駐車場に止めた自家用車内で、市内在住の10代の少女に抱きついてキスをするなどのわいせつな行為をした疑いがある。
磯田容疑者は地区の子ども会副会長も務めており、この子ども会が主催する行事の後に少女を誘って2人で食事をし、帰るところだったという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171124-00000039-asahi-soci
磯田謙一が副会長を務める子ども会とは?
「日本中の子ども達の真の成長と幸福のための子ども会活動」をと、1965年(昭和40年)に全国の子ども会関係者が手を取り合い結束し、社団法人全国子ども会連合会を発足させて、本年で50年目を迎えることになりました。
本会は発足以来、約半世紀に亘りその時どきの時代の要請に呼応しながら表現や方法に多少の差異は有るものの変わらない考え方があります。
◎地域の子ども達は地域全体で育てる。
◎子ども会の主役は常に子ども自身である。
◎子ども会は異年齢の遊び体験を活動主体とする。
◎地域の大人は全てが子ども会の育成者となる。
◎「子どもの手による子ども会」を目指す。
今こそ、全国の子ども会関係者は、「地域の子どもは地域で育てる」という子ども会本来のあり方とする、その原点に立ち返って、子ども会活動を改めて全国に発信することが求められている事を認識する必要があると思います。
http://www.kodomo-kai.or.jp/greeting/
磯田謙一が副会長を務める子ども会のはじまり
子ども会の源流は、その呼び方にとらわれることなく遡れば、徳川時代における会津藩士の師弟の「遊びの什」や薩摩の郷中教育、または庶民を対象とした寺子屋にまで至ることができる。
しかし、今日の子ども会の多くは、昭和20年の終戦を境にした価値観の変動、物質的窮乏の中で生まれたといってよいだろう。
昭和21年10月7日文部省は各地方長官あてに「青少年不良化防止対策要網」を通達し、『終戦後思想の混迷、経済活動の逼迫に伴い、最近青少年の犯罪が急増し、しかも悪性の度を加えつつあることは極めて憂慮すべき問題』であるとし、「地域において実施すべき施設(事業の意)」を示した。
さらに、同年10月19日引き続き社会教育局長から出された「児童愛護班結成活動に関する通知」が子ども会結成の大きな役割を果たしたといえよう。
また、昭和22年3月には、「父母と教師の会-PTA」をつくろうと呼びかけ、学校外での各種事業を通して個性を伸ばすことを勧奨した。
一方、昭和22年12月には、児童福祉法が公布され、地域における児童福祉施設の設置が促進されることになり、さらに、23年11月には厚生省児童局は「児童指導班結成及び運営要網」を作成し、各都道府県にその結成促進方を指示した。
子ども会育成の上で重要な役割を担うもう一つの流れは、昭和26年全国社会福祉協議会が結成され、厚生省と共催した「子どもレクリエーション・キャンプ指導者講習会」に始まる。この講習会は27年から「グループワーク講習会」となりさらに30 年「児童集団指導者講習会」として36年まで継続された。
また、文部省では、子ども会等少年団体育成活動の振興を図るため、昭和38年「少年生活指導研究会」を開催。昭和40年より「子ども会等少年団体指導者育成委員事業」、昭和43年「子ども会等少年団体育成研究協議会」として45年まで続けられた。
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磯田謙一が副会長を務める子ども会連合会の結成
昭和38年11月、文部省主催の「少年生活指導研究集会」が国立中央青年の家において開催されたとき、かねてから子ども会指導者の間に譲成されつつあった全国組織結成の機運が一挙に高まり、この研究集会参加者の有志をメンバーとして「全国少年団体指導者連絡協議会」が結成された。
翌39年4月この「協議会」が指導育成するところの少年団体は、その生成過程においては種々の形をとってはいるが、地域を基盤として組織され子どもの心身ともに健全育成を図ることを目的とする「子ども会」を目指すものであった。
「子ども会」とは、子どもを構成員とする集団であり、そこに指導者と育成者が加わり成立することを確認。「協議会」を発展解消して「全国子ども会連合会」を改称し、単位子ども会、指導者および連合組織を会員とする任意団体として発足した。
昭和40年6月、子どもたちの健全育成を指向するためには基本に教育の柱を立てることが必要であるとして、文部省に社団法人の設立許可を申請、同年8月24日許可された、その会員は、当時、都道府県・指定都市の子ども会連合組織を結成していることは数箇所に過ぎなかったため、単位子ども会代表者を持って会員とした。
全国各地で子どもの欲求、親の願い、社会の要請を受けて単位子ども会の結成が進められ、その結果、より充実した活動への指向、単位子ども会だけでは解決できない課題のために連携の必要性が認識され、小学校区、市区町村の子ども会連合会の組織へと発展し、都道府県・指定都市の連合組織の結成が急速に進められた。
このような趨勢を受けて、本会は、昭和42年8月から翌月1月にかけて、全国組織のあり方を相談し、昭和43年2月静岡県下田市において都道府県・指定都市の組織代表者(未組織のところは行政担当者)が一堂に会し、「地域子ども会発展のためには是非とも全県の総意を結集した組織が必要である。下田会議を出発点として進むこと」として参加者の意見の一致をみた。
昭和43年9月定款の改定をし、全国の子ども会関係者の総意に基づく組織として、都道府県・指定都市の子ども会連合組織の代表者を社員とする 社団法人 全国子ども会連合会として、再出発した。
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