北朝鮮のミサイル活動が活発化しています。

それを受け、日本の迎撃システムについて警鐘をならす専門家がいたので、まとめてみました。

TOP画像引用元:http://kaito1412.wp-x.jp/pac3-%E4%BE%A1%E6%A0%BC-%E6%80%A7%E8%83%BD-%E5%B0%84%E7%A8%8B-611

北朝鮮のミサイルに対する「迎撃システム」の問題点とは

https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20130517-00025016/

北朝鮮3週間連続ミサイル発射を受け問題提起

北朝鮮が3週連続となる弾道ミサイル発射を29日、強行した。「連発的措置」(朝鮮労働党機関紙、労働新聞)でミサイル能力を誇示し、米国の対応変化を迫る構えとみられ、今後も発射を続けるとの観測が出ている。
3週連続は異例の頻度で、朝鮮半島周辺で緊張状態を持続させ、米国や日韓を揺さぶろうとの思惑がうかがえる。

 日本には迎撃ミサイルとして、イージス艦から発射し大気圏外で撃ち落とす「SM3」と、地上から発射し大気圏内で撃ち落とすパトリオットミサイル「PAC3」がある。
日本は北朝鮮のミサイルを迎撃できるのか。

http://news.livedoor.com/article/detail/13133492/

皆さんミサイル迎撃システムってご存知でしょうか? ニュースを見ていたら良く耳にしますがその性能については良く知らない方も多くいるかと思います。 かくいう私も
「飛んできたミサイルに当てて無力化する」
ぐらいの認識しかありません。 防衛問題に詳しい警鐘作家の濱野成秋氏はこの迎撃システムについて問題があると指摘していたので紹介します。

日本の迎撃システムの問題点とは



警鐘作家の濱野成秋氏は

「いざミサイルが来るとなって迎撃ミサイルを慌てて発射しても遅すぎる。着弾直前のコースを自衛隊用語では『ターミナル・フェーズ』と呼ぶが、その落下速度は時速3000キロだから、発射直後の迎撃ミサイルが時速500キロ程度でヒョロヒョロ上がっても当たるはずがない」

http://news.livedoor.com/article/detail/13133492/

と指摘。

「PAC3」は性能が悪く、イージス艦の「SM3」は迎撃性能は良いらしいがどこに落ちるか分からないため使われた試しがないそうです。

しかも北朝鮮が発射するミサイルは1発とは限らず、その種類も上空ではじけ飛ぶクラスター爆弾のような広域に被害をもたらす爆弾を複数飛ばされれば手の施しようがないそうです。

さらに問題があり、それは「迎撃プロセス」。

つまり、迎撃をするために踏む工程にも問題があるそうです。

迎撃プロセスの問題点

迎撃プロセスはまず発射地域や落下予想地域、その予想時間を米軍が調べて空自に通知され、空自がJADGE(自動警戒管制システム)をオンして待機という間接的な経路だ。

「伝わるだけでも時間を食うのに、日本には迎撃してよいか否か、自衛隊法の76条、82条、88条および武力攻撃事態法に照らし合わせて誤認を避ける必要がある」

http://news.livedoor.com/article/detail/13133492/

分かりやすく言うと

日本へミサイルが発射される

発射地域・落下予測地域・予想時間を米軍が調査

日本の航空自衛隊に報告

迎撃して良いか駄目か法律にのっとって判断

良ければJADGEと呼ばれる自動警戒管制システムを入れ待機する

これだけの工程を踏まなければ迎撃できないそうです。

この問題点の多さから迎撃は難しいと濱野成秋氏は警鐘をならしています。

警鐘をならすといえば、29日のミサイル発射で「Jアラート」についても問題があったので紹介します。

着弾30分後に「Jアラート」

政府は2017年5月29日、北朝鮮が同日早朝に弾道ミサイルを発射し、日本の排他的経済水域(EEZ)に落下させたと発表した。発表によると、発射時刻は5時40分頃。一般国民に発射が伝わったのはその30分以上後だった。

「全国瞬時警報システム」(Jアラート)は、災害情報に加えて、ミサイルが「日本の領土・領海に落下する可能性がある可能性があると判断した場合」にも使用されることになっているが、今回も使用されないまま。飛行機や船舶への警報が出たのは6時過ぎだった。ミサイルが飛行したのは6分程度で、警報が出た時には日本海着弾から15分以上が経過していたことになる。

https://www.j-cast.com/2017/05/29299177.html?p=all

いざと言う時に発射から30分、着弾から数えると15分…全く意味がないですね…

最後に

今後改善されていくんでしょうが、迎撃システムにしてもJアラートにしても、信用しすぎるのは危険なのかもしれません。

時間はかかるでしょうが、少しでも安全になるよう改善されていけばいいですね。

最後までお読み頂きありがとうございました。