生まれつき茶色い髪なのに学校から黒染めを強要され、不登校になったなどとして、大阪府立懐風館高校3年の女子生徒(18)が府に損害賠償を求めている訴訟に関連し、府教育庁は17日、学校側が今年度、生徒の名前をクラス名簿に掲載していなかったことを明らかにしました。さらに大阪府の向井正博教育長は17日、この訴えに対して全面的に争う姿勢を示しました。この記事ではネット上の反応などをまとめています。黒染め強要事件については下記の記事もご参照下さい。

懐風館高校で黒染めを強要した大阪の教師の名前や画像は?女子生徒に対する人権侵害だとネット上で話題に…「地毛登録制度」「地毛証明書」が普及しない理由とは


TOP画像引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00000007-kantelev-l27

 

教育長「地毛が黒」と真っ向対立 “黒染め強要”高3提訴

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00000075-mbsnewsv-l27
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 大阪府立高校の女子生徒が生まれつき茶色い髪を学校から黒く染めるよう強要されたとして裁判で府を訴えていますが、17日、教育長が会見し「生徒の髪の色は生まれつき黒だという前提で指導した」と真っ向から食い違う認識を示しました。

 訴状によりますと、羽曳野市にある府立懐風館高校に通う3年の女子生徒(18)は生まれつき髪が茶色で、入学時に母親が学校側に配慮を求めていました。

ところが、教諭らは黒く染めるよう繰り返し指導。女子生徒は頭がかぶれるほど黒染めを繰り返しましたが「不十分」と指導され、去年9月以降、不登校になりました。

 学校の校則によると「身だしなみについて」という規則の中で「染髪・脱色・エクステは禁止する」としていて、一連の問題に関し17日、教育長が初めて見解を述べました。

 「私どもは地毛が黒ということで、学校現場は指導した。その地毛が黒というのは3人の教諭が根元を見て確認した。中学時代はどうだったかという聞き合わせもした」(大阪府 向井正博教育長)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00050073-yom-soci

 

黒染め強要で不登校の生徒、クラス名簿から除外

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生まれつき茶色い髪なのに学校から黒染めを強要され、不登校になったなどとして、大阪府立高3年の女子生徒(18)が府に損害賠償を求めている訴訟に関連し、府教育庁は17日、学校側が今年度、生徒の名前をクラス名簿に掲載していなかったことを明らかにした。

 同庁は「在籍している生徒を名簿に載せないのは許されることではない」と学校を指導した。

 府教育委員会会議で担当課長が説明した。同庁が今月、学校側に聞き取りをしたところ、出欠を確認する名簿や座席表に生徒の名前を載せていなかったことが判明。

同庁の指導後、学校は名前の入った名簿と座席表を新たに作成した。

 委員からは「学校の指導体質に問題があったのではないか」との指摘があった。

 学校側は、読売新聞の取材に「生徒が登校していないことを、ほかの生徒から変に詮索されないよう配慮して載せなかった。登校すればすぐに元に戻すつもりだった」としている。

 訴状によると、生徒は2015年4月に入学。「髪の色は生まれつき」と説明したが、教員から「その髪では登校させられない」と髪を黒く染めるよう繰り返し指導を受け、16年9月から不登校になった。

その後、名簿から名前が外されたとして、「学校から排除しようとしているとしか考えられない」と主張している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00050073-yom-soci

どういう意図が学校側にあったのかは分かりませんが、不登校になったからといって名簿から生徒を削除してしまうなんていう行為は到底、教育者の立場から考えればあり得ない事だと思います。

 

大阪府は黒染め強要訴訟ふまえ、髪の色指導、実態を調査 

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大阪府の向井正博教育長は17日の定例会見で、すべての府立高校を対象に生徒の髪の色をめぐる指導についてアンケートを実施していることを明らかにした。

生まれつき茶色い髪を黒く染めるよう教諭らから指導され不登校になった府立高の女子生徒が府を相手に訴訟を起こしたことをふまえ、各校の指導実態を把握するのが目的という。

 府教育庁によると対象は154校。髪を染めている生徒への対応のほか、校則に髪の色は黒に限るといった規定があるかや、地毛が黒くない生徒に「登録」や「証明」などの手続きを求めているかなども尋ねる。集約後に公表するという。

 向井教育長は、原告となった生徒について「生まれつき黒髪であったということを前提に学校は指導している」とし、生徒の本来の髪は黒色だったとの見解を示した。

訴訟の中で生徒側が「金髪の外国人留学生でも黒染めをさせると学校側から説明を受けていた」と主張した点については、「校長はそのような指導はしていないと述べたと聞いている」と否定した。

 女子生徒の代理人弁護士は同日、朝日新聞の取材に対し「小学校入学前の写真などから生徒の地毛は茶色がかったものと理解している。学校側の主張に驚いている」と話している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00000091-asahi-soci

 

「地毛登録制度」、「地毛証明書」とは?

一部の中学・高校では「地毛登録制度」を採用しており、「地毛証明書」の発行を行っているそうです。

今回事件が起きた懐風館高校と同じ大阪府立の高校のいくつかでも「地毛登録制度」を採用している所はあるようでした。

地毛登録制度が導入された理由としては、頭髪が生まれつき黒色ではない生徒が本来の髪色である「地毛登録」を行う事により誤指導を防ぐといったものです。

以前から「地毛登録制度」を導入している高校では、入学時に毛髪を検査・登録し、その後登録した髪色との変化がなければ指導を行わないといった仕組みになっているそうです。

今回の懐風館高校もこの「地毛登録制度」を導入していればこのような事件は起こらなかったと思われます。

 

 

「地毛登録制度」に反対の声も

http://bijin-jouhoukyoku.org/

一見、誤指導を防げるというメリットしか見当たら無さそうなこの「地毛登録制度」ですが、意外にも導入に反対する声も少なからずあるようです。

その理由としては「地毛登録を行わせるという行為が生徒の人権侵害にあたる」といったものだとか。

確かに髪色が生まれつき違うだけで、いじめに発展したりするケースも学校生活の中ではあるかもしれません。全国の学校への導入があまり進んでいない原因になっているのかもしれませんね。

大阪府の向井正博教育長「全面的に争う」